新版 天使の記号学: 小さな中世哲学入門 (岩波現代文庫 学術 401)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006004019

作品紹介・あらすじ

例えば身体、世間、人間的尺度……。人はつねに媒体とともに生きている。ところが身体を持たない天使に憧れを持つように、媒介なしに断絶を飛び越えたいと願う心もあるのだろう。本書では、肉体、欲望、存在の一義性などの諸問題を考察しながら、中世哲学の本質に挑む。中世の知を、現代社会の中で読み直す名著、待望の文庫化!(解説=北野圭介)

感想・レビュー・書評

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  • 現代に繋がる色々な哲学的問題を中世のスコラ哲学者ドゥンス・スコトゥスなどを手掛かりに?考えているらしい。しかし、よくわからないというのが正直なところ。存在の一義性とか???

  • 東2法経図・6F開架:B1/8-1/401/K

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著者プロフィール

山内 志朗(やまうち・しろう):1957年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学名誉教授。専攻は哲学。著書に『天使の記号学』『存在の一義性を求めて――ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(以上、岩波書店)、『ライプニッツ――なぜ私は世界にひとりしかいないのか』『〈つまずき〉のなかの哲学』(以上、日本放送出版協会)、『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー)など多数。共編著に『世界哲学史(全8巻、別巻1)』(ちくま新書)などがある。

「2023年 『中世哲学入門 存在の海をめぐる思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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