岩波講座 物理の世界 物理と情報1スピングラスと連想記憶

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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007310447

作品紹介・あらすじ

スピングラスとよばれる奇妙な磁性体の研究をきっかけに、誤り訂正符号、画像修復など実用面にまで裾野が拡がる研究分野、情報統計力学が発展してきた。本書ではとくにニューラルネットワークの応用である連想記憶について、統計力学、スピングラスの理論と順を追って解説する。情報の世界に進出した物理学の最先端を紹介。

著者プロフィール

東京工業大学理学院教授1954年高知生まれ。1977年、東京大学理学部物理学科を卒業。1981年、カーネギーメロン大学で博士研究員となる。1982年、東京大学大学院博士課程を修了し理学博士を取得、ラトガース大学博士研究員に着任。1990年、東京工業大学理学部物理学科の助教授に就任。1996年より現職。1990年に日本IBM科学賞、2006年に仁科記念賞を受賞。著書に『スピングラス理論と情報統計力学』(岩波書店)、『相転移・臨界現象の統計物理学』(培風館)、『物理数学II ―フーリエ解析とラプラス解析・偏微分方程式・特殊関数』(丸善出版)、『Statistical Physics of Spin Glasses and Information Processing: An Introduction』(Oxford University Press)、共著『Elements of Phase Transitions and Critical Phenomena』(Oxford University Press)など。

「2016年 『量子コンピュータが人工知能を加速する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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