雨柳堂夢咄 其ノ十三 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス ソノラマコミックス)
- 朝日新聞出版 (2011年1月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022131638
感想・レビュー・書評
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終ったと思ってたシリーズが再開していた! 嬉しい〜。やっぱり素敵だなあ、古物に宿るモノたちの話。うっとり。
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相変わらずジンミリくるいい話ばかり。 この巻で得に気に入ったのは「夏のしつらい」と「夜伽の客」。
「夏のしつらい」では季節に合わせて、座敷のしつらいを変えて行くと言うのは雅でいい。 現代社会ではこういう手間をかけた生活と言うのは本当に贅沢になってしまったと思う。仕方ないこととはいえ、こう言う形としてでも教えてもらはないと雅な季節の楽しみ方わからなくなってしまうのではないかと思う。
「夜伽の客」死別と言うテーマは安直ではあると思うが、それでも普遍的にくるものがある。通夜の席において、旦那の知らなかった面を知り、お互いに知らなかった面を知るという、遅すぎた理解ではあるが、それによって救われると言う、なかなかにカタルシスのある話だった。
あとがきにあったが、著者は漫画家デビュー30周年らしい。雨柳堂も20周年、これからも長くつづいて欲しいと思う -
雨柳堂としては久々の続編.木目込み人形の大名行列だとか,犬の根付だとか,もののけたちが愛らしいエピソードが好み.もちろん人情がからんだ話もよいのですけれど.
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変わらず美しく麗しく楽しいw
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前巻で終わったと思ってたので、13巻の発売は嬉しかった。
内容はいつも通り。その後が気になる話が2編ほど。 -
三人の客、秋の旅人、雪華の箱、春のつむじ風、夏のしつらい、夜伽の客、布の花・布の鳥、
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2年ぶりに再開したシリーズ。英国大猫の話も良いけど、こっちも好き。犬が可愛い。