- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022141996
感想・レビュー・書評
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連作短編の良さが活かされた車夫のお話がよかったです。
故人の記憶は声が一番早くに記憶から薄れてしまうのでその意味でもじんわりきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯に「偽者現る―!!」と謳われているので、一体何がと思ったら、
そういう展開でしたか(笑)。困った人がいますね世には(^^;。
今巻は男女の情を特に強く感じました。小嶋家のあのエピソードに
さらなる膨らみができて、より物語世界に厚みが増したように感じます。
「背中の女」のエピソードが好きだったなぁ(´ω`)。 -
新刊、楽しみに待っていました!
今巻も、本当にどれも心に染み入る良いお話ばかりでした。
特に『ほういちの恋』が好き。
あのお話に続きがあったんですね、想像を絶するような長い間、ずっと心に秘めていた気持ちが切なかった。
『鬼の肖像』は、こんな歪んだ愛の形もあるんだと…
彼女が目覚めた後のお話も読みたい。
英二郎さん、どんどん親しみやすくなってくるなぁ(笑) -
今回は生きている人の絵が多かったですが、失った物を補った絵や、本来の姿を描いていて、やはりぬえの絵師らしい題材になっていたと思います。
また続きが読めるのが楽しみです! -
面白かった。