黄昏に歌え

著者 :
  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500113

作品紹介・あらすじ

歌は、いかにして詩人の魂に舞い降りるのか?美空ひばりのレコーディング風景、石原裕次郎との運命的な出遭い、美輪明宏が歌うシャンソンの魔力-なかにし礼とという作詩家の軌跡=奇跡を、昭和史に残るスター達との交流から赤裸々に小説化した、『兄弟』『赤い月』に並ぶ自伝的三部作、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 閃きが大切

  • 歌への想いをこめて綴った自伝的小説
    「ペンを握り、それを走らせていたのは確かに私ではあったが、私は誰かによって書かされていたのではなかったか。(中略)いったい歌はどんな道筋を通って、天から詩人の魂に降りてくるのだろう。」(本文より)

  • なかにし礼さんの自伝的小説集。引き上げから売れっ子作詞家になり兄の負債を背負っての昔日の想いなどを当時の作品と照らし合わせて綴ったもの。昭和60年代のヒット歌謡曲の生まれたバックステージを覗く感じで懐かしい。

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著者プロフィール

1938年旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『赤い月』『天皇と日本国憲法』『がんに生きる』『夜の歌』『わが人生に悔いなし』等。

「2020年 『作詩の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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