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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022511737
感想・レビュー・書評
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慰安婦問題で、初めてイデオロギーに走らない冷静な考察を読んだ気がする。日韓の間で、袋小路に陥った関係を打破するには、本書のような視線が必要なのだろう。しかし、本書はやや文章が固い。凍てついた日韓関係を溶かすには、もっとやさしいパンフレットで本書の内容を広めるべきと思えた。
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慰安婦を帝国主義における国家主義の犠牲者と位置づける。国家拡張に伴う軍と行動を共にして、愛国のなのもとに女性の性を徴用された存在。ただ朝鮮人慰安婦は、日本女性の代用品として兵士に性をささげた。被害者と同時に戦争遂行の為に兵士を支えた他国には加害者でもある。占領地の性奴隷が戦利品であり、朝鮮人慰安婦は軍需品であり、性格が異なる。
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韓国で今日事実上の発禁になったばかりの本。賛否の程は問わず、議論さえ出来ないというのはあまりにも不自然な話だ。最も、それを言える立場のないのは分かっているにだけれども。
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2014.朝日新聞にて。