ベラルーシの林檎

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022566737

感想・レビュー・書評

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  • 大儀といわれて散るよりも
    悪と言われて生き延びたい
    列車の中で、1人の老婆はリンゴを大事に大事にスプーンで食べていたのです。そして大事に大事に、そのリンゴの薄皮でリンゴを包んで、鞄の中に収めるのです。

  • 岸恵子の対談を読んで、太平洋戦争を扱った映画への出演に対する彼女のスタンスが素敵で、この本を手に取った。フランス人と結婚したとは知っていたが、そんなパリの知的階級に飛び込んでいたとは。うらやましい、だけじゃ片付けられない、帰国子女的苦労もあったんだろうなあ。強いなあ。

  • 怜悧でユーモアにあふれた若々しいエッセイ。国境、人種、はざまに転がる小さな林檎。
    しなびた小さな林檎はやはり、東の象徴ですね。わたしも自分の眼でそう思いました。このエッセイに出会う前に。

  • ルポ、エッセイって縁遠いんですが、これを機に目を向けないとなと思いました。

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