流沙の塔 上

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022571601

作品紹介・あらすじ

沙河に多くの悪鬼、熱風あり。秘密結社の抗争、民族独立をめぐる内紛、そして公安当局の思惑。現代中国の支配構造を抉る。

感想・レビュー・書評

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  • 船戸節、これが最終作。最後まで血と汗とヌルヌル炸裂の世界だ。
    今、まさに世界の論争の一つである新疆ウィグルが舞台。正直、まことは見えない上、中国の無気味さが本領発揮でき場を向いているとしか思えない。客家の姿がチロチロ見え隠れするのが興味をそそる。

    似たような殺人事件が連続し、次々と登場する朝鮮族、漢民族のキャラが濃すぎて 数奇な育ち方をした日本人といえども影が薄く思えた。情報局のアブラギッシュな姐さんの動きが下巻でどう行くか。。

  • 評価は下巻にて。

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