鳥頭紀行ぜんぶ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 271
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022572332

感想・レビュー・書評

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  • 再読。僕が西原理恵子のことをはじめて知ったのは、学生の頃、雑誌『マルコポーロ』の鳥頭紀行だった。一読「なんだ、これは」と思った。そんなわけで、とくに最初のほうは読んでいてやたら懐かしい。本の中ほどでは、鴨ちゃんも初登場(タイ編)。とにかくギャグが多い。テンポが早い。間がいい。そんなわけで、何度読んでも面白い。"1ネタ/1~5コマ"の超高速で短編コントが連発され、しかもそれが一本のドラマになってる。漫画と呼ぶことが憚られるほどに言葉やら写真やら、とにかく破格の情報量がつめ込まれていながらも、絵が「エッセイの添えもの」になってしまうどころか、驚くほどオーソドックスに「漫画」してる。「鳥頭紀行」って、特異な西原さんの漫画のなかでも特異な1ジャンルを作ってしまっていて、他に比較できるものがない。「なんだ、これは」って、何度読んでも驚く。

  • こんな下品な本、朝日がだすんだ。そうなんだ。考えてみると朝日向きか。

  • 旅行記。面白かった。
    西原さんの毒舌とキレのあるギャグに乾杯。

  • この本の文庫版が出ているのを知り、びっくりした。私には、ぜったいに読めない(見えない)・・・よく出版されたと思う。

  • 再読。
    ホモのかっちゃんがTVで見る勝谷誠彦氏なのを今回始めて認識した。

  • 鴨ちゃんとの出会いのエピソードが!
    西原さんもその周りの人たちも、強くてはちゃめちゃで面白いです。

  • 保存

  • ギャグ切れまくり

  • ふーむ、なんというかめっちゃくちゃなオモロー具合なのぢゃ。はまった、という言い方も正しいかな。字がいっぱいのマンガなので、そこそこの読み応えもあるし。そして放送禁止用語がなんのちゅうちょもなくバンバン登場して、おいそれだけで受けようってこんたんかい、って思わず言って遣りたくなる。そしてたぶんそれは当たっているのだ。紀行なんで、いちおう旅をするんですよ。でも、なにがどう始まって進んで終わったのか、さっぱりわかんね。わかんねけどオモロー。ただいま『毎日かあさん』を探索中です。どこいってもありませんのす。あっ、新刊ぢゃないからね中古。マンガの新刊なんて高くて買えないっすよぉ。一分が50円くらいするんぢゃないかぁー。

  • 笑える。
    キャラが濃い!

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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