誰も知らないクリスマス

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022574473

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスってなんで祝うの?
    どうして祝うようになったの?
    クリスマスツリーってなぜ飾るの?

    ドイツのおうちを中心に、筆者の方がクリスマスの歴史を紐解いていく、心温まる話、雑学自慢できそうな知識、クリスマスへの感慨が深まる話など盛りだくさん。
    クリスマスに込められた歴史や、外国のクリスマスの過ごし方が分かる本。

  • ふむ

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:386.3||F
    資料ID:50400969

  • GWにデパートでバイトに明け暮れていたら、
    最終日に風邪で動けなくなりました。
    本当はバイトも最終日だったけれど、
    流石にこのご時世、38.4°の熱出てる状態で
    出勤したら寧ろデパート側に怒られそうだ…
    かと言って一日中眠り続けられなかったので、
    読んでいたのがこれ。

    『誰も知らない〜』ってタイトルに
    胡散臭さを感じていたものの、
    読んでみるとかなり真面目な内容でした。
    著者の舟田さんが実体験してきた
    ヨーロッパ圏のクリスマスと、
    それにまつわる調査結果がいろいろ
    書いてあります。

    クリスマスならではのお菓子のレシピが
    たくさんのっています。
    いわく、クリスマス特有のお菓子は数多く
    あれど、クリスマスならではの料理は
    特に定まってないのだとか。
    ちなみに私の家では毎年パエリアです。
    理由は母の好物だからです。。。

    美味しそうだけど、「はちみつ500グラム」
    とか、「小麦粉700グラム」とか書かれると、
    ちょっと作る気失せるなぁ……食べきれないし。

    あと、調査を進めていった過程のようなものも
    記述されているので、文系の人の研究の進め方って
    こういうものなのかぁ、というのが
    実感できました(もちろん人によって違うだろうけど)。

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著者プロフィール

舟田詠子(ふなだ えいこ)
1941年、東京生まれ。上智大学ドイツ文学科卒業。1978年よりパンの文化史を研究。ウィーンに在住し、ヨーロッパ各地でフィールドワークをつづけている。千葉大学、東海大学元非常勤講師。

◎著書
『アルプスの谷に亜麻を紡いで』(筑摩書房、1995)
『アルプスの谷のクリスマス』(リブロポート、1989)
『誰も知らないクリスマス』(朝日新聞社、1999)
『Brot-Teil des Lebens』〔独語〕(Mitteldeutscher Verlag 2009)

◎訳書
『中世東アルプス旅日記』パオロ・サントニーノ著(筑摩書房、1987)

◎映像作品
『パンを焼く村をたずねて』
『パンと復活祭』
『パンの民俗誌』

「2013年 『パンの文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

舟田詠子の作品

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