少年に奪われた人生: 犯罪被害者遺族の闘い

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022577597

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいると胸が痛くなる。

  • 図書館で借りてきた本

    少年に命やそれまでの生活を奪われた人たち、いわゆる「被害者」の気持ちを取材した本。

    読んでいると共通するのが「犯罪を犯した少年はなぜ深く反省していないのか?」という疑問が起こる。少年そのものがそうなのか、それとも担当する弁護士のせいなのか。

  • 10072

  • 犯罪者が犯罪者になるまで(なってからすら)の放置っぷりとか、被害者の無視されっぷりとか、そういうのがまずどうにかされないと、ちゃんと判断ができない気がする。
    「贖罪」とか、「死刑」とか、そういうことが。
    被害者を、加害者を、もっとちゃんと見ないと。

  •  この本は、数ある少年犯罪のうちから、何点かを抜粋し、その事件の経緯、裁判の経緯、そして、余り取り上げられない被害者の遺族の行動、心情を追いかけたルポをまとめたものである。

    狂った世界、本著に書かれた事は被害者側の主観もあるだろうが、少年達の挙動に関しては事実も少なくない(実際に犯罪者によって書かれた手紙などがある為)
    司法による社会的制裁が被害者の納得のいくまで行われるべきかどうかは議論があるだろう、感情の赴くままに犯罪者を裁く事にも異論はあるだろう。
    しかしながら、本著は私にそう思わせるのが狙いなのかわからないが、犯罪者達の発言があまりにも目に余るのは気のせいだろうか。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。「沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち」「沖縄ひとモノガタリ」「誰も書かなかった玉城デニーの青春」など多数。

「2023年 『居場所をください 沖縄・kukuluの学校に行けない子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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