地域からの世界史 12

  • 朝日新聞出版
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022585073

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 目まぐるしく移り変わる勢力地図、錯綜した民族分布・宗教分布――どのような過程をたどってそこに立ち至ったのか? 西ヨーロッパとは違った歩みをみせる、定義すら難しい東ヨーロッパという地域――その歴史がコンパクトに整理されている。ページ数が多くないので手軽に読める東ヨーロッパの通史。物足りないという人は巻末に掲載されている文献にあたると良いかも。第1部に「フィリオクェ」についてのとんでもない誤植があるのが残念。

著者プロフィール

森安達也 (もりやす・たつや)1941-94年。東京生まれ。東京外国語大学ロシヤ科卒業、東京大学大学院西洋古典学修士課程修了。同博士課程中退。1974-76年、ワルシャワ大学東洋学研究所講師。東京大学教養学部助教授を経て、同教授。専門は、スラヴ文献学、キリスト教史。著書に『永遠のイコン──ギリシア正教』(共著、淡交社)、『キリスト教史3──東方キリスト教』(山川出版社)、『ビザンツとロシア・東欧』(講談社)などがある。

「2022年 『東方キリスト教の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森安達也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×