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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022599322
作品紹介・あらすじ
無宿の博徒、国定忠治は幕末の嘉永3年(1850)、大戸の関所で、1500人の観衆を前に壮絶な磔を演じた。磔刑後、忠治は希代のアウトローのヒーローとして甦る。忠治に華々しい最期を演じさせたのは、菊池徳である。「鷙悍の徳」と称されるように、猛禽類のような猛々しい性格の女性だったという。忠治の死を乗り越えて、自ら事業に乗り出し、大地主となった女侠、たくましく自立して生き抜いた庶民の一女性の波乱万丈の生涯とは、どんなものだったのだろうか。徳の生涯を通して、幕末維新の激動の時代と社会を見直してみる。