氷点 (上) (朝日文庫 み 1-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601513

感想・レビュー・書評

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  • これを読んで、三浦綾子さんの作品にはまりました。考えても考えても何が正しいか分からなくなる。

  • これを初めに読んでしまったので、他の三浦作品が物足りなく感じてしまう…。困った…。

  • 氷点はドラマで見たのが先でした。罪というものに倫理的思想で色々と考えさせられました。

  • テーマは一応人間の「原罪」について。

    陽子に課せられた「殺人犯の娘」という、『本人自身には何の関わりも無い「罪」』を描き出すことによって、キリスト教の「原罪」のイメージを読者に感じさせようとしたのだろう、とは思う。

    しかし私がどうしても「原罪」のイメージが浮かばない原因には『自分に原因が無いのに課せられる』ということ以外に、創世記のアダムとエバが実在したこと自体が信じられないという点もある。(無理かも知れないとは思うが)その点を納得させられるように描かれてはいないため、読んでもやはり原罪のイメージは沸かなかった。

    また彼女のデビュー作のため、この作品ではまだ表現力の点で若干稚拙な部分も散見される。

  • 随分前に読んだ本。夢中で読んだような気がする。もう1度読みたくてまた買った。

  • 中学2年のときに読みました。はじめて長編と呼べるものを読んで満足したなぁ。。

  • 下巻も続編も全て所有
    フリーペーパーむじなにこの本についての評論を書いたことがある。
    三浦綾子の中で一番好きな作品

  • 我バイブル?。

  • 不倫中に行方不明となり殺された娘。汝の敵を愛せと夫は自分の娘を殺した犯人の娘を幼女として迎える。妻は何も知らずに、幼女として引き取るが、それを知ったとき・・・重い課題の1冊ですが一気に読めてしまいます。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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