- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022601773
感想・レビュー・書評
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地域の成り立ちを農業や漁業、製鉄などの産業と絡めて紐解く視点により、ブラタモリに通じる楽しみ方ができました。
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★3.5。
いやいや、鉄を材料にした特に古代の妄想が凄い。これが才人の発想なんですなぁ。そして古代の世界の狭さに改めて驚き。寧ろ今の方が心理的に距離がある気さえします。 -
島根に旅行に行くのに「砂鉄のみち」の部分を途中まで読んだ。弥生時代に入る頃、島根(安来)は鉄の製造が可能な地域として、豪族が力を持っていたであろうと推測される場所。豊富な森林を持つ日本で、鉄の製造が日本で貧富の差を生み出したという説明は腹落ちした。司馬史観、ちょっとずつ吸収していこう。
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国家とは宗教団体と同じ神秘性と呪術性をもっている。宗教団体は近代、それらを薄味にしているが国家は逆に濃くしている(参照P100~) また、国家の成立ちに稲作は欠くことはできないし、更に農耕を効率よくするための鉄器伝来は重要な意味をもつ。
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14/7/7読了 20/4/13再読
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鉄の話は勉強になった。
やはり、地理、気候が歴史への影響が多いということがわかる一冊。 -
出雲の砂鉄文化と神話に絡みに興味があったので
読んだけど、淡路の話の方がおもろかった。。
漁師の話とか明石のたこの話とか。 -
「高取城」へ行く際の参考文献。あわせて「おお、大砲」も読む。旅の気分がもりあがった。