街道をゆく 18 (朝日文庫 し 1-19)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 132
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022601889

感想・レビュー・書評

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  • 確かこの平泉寺って滅茶苦茶良いらしく、司馬遼絶賛と聞いたんですが、多分この本なのかな?
    伝わってきたニュアンスとは微妙に違う感じがする。
    この作家は生きる人々の息遣いの中でその地域を描いていて、単にその場所の観光的価値には全く見向きもしていない。でも、それを読んだ人間がそのエッセンスを抽出すると、どこかが変質してしまうんでしょうな。
    まぁそれでもここはちょっと訪れてみたい。

  •  丁度、NHK連続テレビ小説「まれ」が石川県能登地方が舞台になっているが、話しのなかで漆器工房がでてくる。こちら、隣国の越前は塗師屋が国々に椀などを売り歩いていたとある。

  • 福井の話。

    道元の中国旅行の話がでてくる。
    空海の風景を読んだばかりだったので、話がかぶるな、と。
    しかし、空海のときは唐で、道元のときは宋。
    時代は流れているのだ。

  • 古代の畿内政権は、琵琶湖の北にある越え難き山を越えた先を「越」と呼び、その一番手前を「越前」と呼んだ。ほぼ現在の福井県に相当。古墳や古文書が豊富に残り、往時の北陸としては文化的先進地とされる。旅は曹洞宗本山永平寺や朝倉一乗谷など。

  • シリーズもの。旅行したような気分になれますけど、たぶん本当は旅行しながら読むのが一番なんだと思われます。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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