いのちまんだら (朝日文庫 は 19-1)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022613547

感想・レビュー・書評

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  • 4年以上前に購入した本なので、どんなお話だったかははっきり憶えていませんが、結構面白く読めた記憶はございますです

  • 「命の洗濯」この言葉に自分の日々の生活に欠けていた感謝の気持ちを思い出した。「命の洗濯」をしたい方は是非。心が初心に帰る一冊です。

  • 玄米・青菜・歩く(走る)。

    子どもが待っているのは自分の声のとどく心を持つ教師である。
    こうして子どもたちと離れて生活していると,自分がいかないがなりたてていたか。自分の鋳型に子どもをおしこめようとしていたかが浮き彫りになる。でも,新学期が始まり,運動会という喧騒の中で,灰谷さんの言葉を素直に受け止めていた自分が薄れていく。

    住井すゑさんを悼むエッセイもあった。人に上下がないこと,いのちに高い・低いがないこと,これを訴え続けた住井すゑさん。私も一度だけ,彼女の講演を聞いたことがある。圧倒的なパワーの前でたじたじだった。90歳だなんて信じられなかった。「童心というのは,みんな人間は平等だという心ですね。(中略)子どもこそ,あらゆるものを抱擁するだけの力があるわけよね・・・。」こんな視点で子どもをとらえたことなどなかった。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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