自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1)

著者 :
  • 朝日新聞社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022615305

作品紹介・あらすじ

昨今の自転車ブームの火付け役ともいえる著者による「快適自転車生活のススメ」。歩きではちょっと遠いかな、という距離もラクラク。風をきってこげば気分も爽快!そんな自転車の楽しさ、効用から、メンテナンス法、欧州や日本の自転車事情まで、その魅力をまるごと伝える1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 2000年ごろ映画メッセンジャーを観てそのカッコ良さからMTBに乗り、2010年ごろクロスバイクに乗り換え、その走りの軽快さにあちらこちらに乗り回し、ここ3年は年と共に遠ざかっている自転車ライフ。もう一度、熱を取り戻すために読了。

    この本を書かれてから20年ぐらい経つのかなぁ。
    いわゆるママチャリではない自転車を乗る人は、ずいぶん増えたとは思うが、頭打ち感があるのが2022年現代の状況かなぁ。

    この本を読んで気付いたのは、自転車に乗ることの手軽さはみんなわかっちゃいるけど、止めるところが無いことが原因だと感じた。

    それとやっぱり走り難い道路状況。
    少しは良くなったかも知れないけど・・・・

    紹介されてた海外の環境が羨ましい

  • 『雪が融けたらもう今シーズンは少し自転車に乗ってみようかな』っていうくらいのユルイ文体で肩も凝らずに気楽に読める一冊です。海外事情は面白いわ。

  • 自転車ツーキニストの第一人者による自転車入門本。
    この方、TBSの社員だったんですね。
    著者の言う通り、自転車は車道を走るべきだと思うが、一番の大敵は路上駐車。追い越す時に本当に怖い。結局は自動車道をもっと整備するべきなんだろうな。

  • 自転車のメンテナンスの方法と、自転車先進国の実情が大変参考になった。

  • 自転車のあるべき未来を正しく指し示している本だと思います。
    惜しむらくは、10年経っても日本の状況は変わっていないことですね。
    道路行政に携わるものはすべからく疋田氏の著作を読むべきだと思います。

  • 自転車にまつわるあれこれ、今の自転車ブームのさきがけの方のようです。
    やはり自転車は車道の左はじは走るべきと。

  • 日本の自転車利用の直すべきところ

  • 今の自転車ブームを作った名著と言われるだけあって、とれも自転車が好きになる本であることは間違いない。自転車マニアではなくても、読み終えるころには薀蓄(うんちく)が言えるくらいにはなる。「自転車とは何か」から始まり、「自転車の楽しさ」「自転車が抱えている問題」など一通りのことが理解できる。

    私も自転車のことは一通り理解しているつもりではあったが、別の角度から把握でき、とても役に立った。特に印象に残ったのが次の4つである。

    ・ペダルの漕ぎ方
    ・自動車社会の矛盾
    ・ヨーロッパの自転車事情
    ・自転車に対する日本人の「甘え」と「無責任」(日本人の本質?)

    改めに自転車の良さを実感した一冊であった。

  • 自転車がいかに素晴らしい乗り物かについて書かれた本。
    自転車に乗る喜びを再認識できる。

  • 自転車生活から世界を見る。
    東京がもっと自転車に優しい街になればいいのに。

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著者プロフィール

自転車で通勤する人をさす「自転車ツーキニスト」という言葉で、都市交通としての自転車活用を提唱。雑誌連載、メールマガジン、ラジ、講演などを通じ、エコでたのしい自転車の魅力を精力的に伝えている。『自転車“道交法”BOOK』(小林成基氏と共著 木世出版)ほか著書多数。3児の父。NPO法人自転車活用推進研究会理事。自転車の安全利用促進委員会会員。

「2015年 『おやこで自転車 はじめてブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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