- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022619266
感想・レビュー・書評
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ゆるいというタイトルに反してストイックな日々。食べるために生きるのではなく、生きるために食べるといった感じかな。妙に共感させられる文章は流石です。
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増やすより減らす。
自分の体をニュートラルな状態にすることで感覚が戻ってくる。 -
人の体の不調の話というのは、思った以上に気が重くなる。
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特に病気ではないのに体調が悪く、でも仕事も趣味も食事も楽しんでいたい。などなど、わかるわかるという内容でした。悲鳴をあげるほど辛そうだけど、私もリンパマッサージをしてもらいたくなりました。
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増やすことより、減らすこと。
人生の岐路50台に差し掛かって急に来た身体の不調。
くるくると目が回る症状。
一週間近くたっても治らないので紹介してもらった漢方薬局へ行ってみた。
不調の原因から自分を見つめなおす日々のこと。
読んでいて、
あー、わたしが訪れたら
先生に怒られる事項たくさんある・・・
と、身につまされた。
漢方も試したことがあるし、さいきん身体に不調がでると鍼に行っているので、本書はとても読みやすく、だからといってすべて真似できるかといえば一概にそうとは言えず、ただすこし頭の中が整理された。
著者が気をつけるべきこととわたしが気をつけるべきことはすこし似ていて、でもすこし違っている。
では、わたしはどうするべきか。
そういう着眼点でもって本書を読了できたので、薬局に行かなくても得るものはあったなあという感想。
好きなようにご飯を食べ続けて生きたいけれど
そうもいかない。
そうもいかないけれど、すこしでも楽しく食事をして、日々健やかに生きていきたい。
漢方の先生の
「私が漢方の仕事をしているのは、患者さんが亡くなる直前まで元気で、そしてぽっくり死ねるようにするため」という指針、すごくいいなあとおもった。
鍼の先生に診てもらっているときも、そんなことからよくこんな原因がわかるものだ、とつくづく感心しているのだけれど、「医業にたずさわる人は、想像力がないととてもできない」というのはまさにそうだな。
鍼に行くまでに内科で診てもらってそれっぽい薬を処方されても全然効かなくて薬を飲み続けることでさらに胃をおかしくして、鍼に行ったら全部治ってしまった。
鍼や漢方は完全治癒ではない。
結局、身体の持ち主が身体の声を聞いて、助けとして先生や薬にお力を借りて、日々「しすぎない」生活を送ることがたいせつなのだとおもう。 -
PR誌での連載をとびとびに読んでいて、自分より一世代上の女性の心身の変化、暮らしぶりよくわかっておもしろいとおもっていたので、通して読めるようになってうれしい。
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対処法は群さんの場合ではあるけれど、参考になる部分も多かった!
食べたいものは食べたい!やりたいことはやりたい!
でもそれによって体が辛くなるのは嫌だ!
バランスとるのが難しい -
すごくおもしろく読んだのだけれど、だんだんちょっと飽きるのもあるし、なんというか、もういいよというような気になった。。。漢方薬の話は興味深いし、群さんが甘いものをやめられなくて苦労するところとかおもしろいし、どうすれば体の不調をなくせるかとかの話もごもっともと思うんだけど、でも、毎日毎日甘いものをとりすぎたか、水分をとりすぎたか(1リットルとか水飲むなんて、目を使いすぎたか、って考えて心配したり反省したりしているなんてどうなんだろうと。群さんがまじめすぎるのかもしれないけど。それで体調はよくなるかもしれないけどわたしならうつ病になりそうな気が。楽しくなさそうだし、人づきあいとかもできなさそうではないかと。
でもやっぱり群さんて文章がうまくて読ませられるからまた続きを読みたい気はする(矛盾)。
あと、漢方薬を手に入れるにも、群さんみたいにいい先生に出会うとは限らないし、きっと目の玉が飛び出そうに高いんだろうし、紹介とかなきゃいけないんだろうなあ。。。
ラストのほうは、なんか、今の親はダメだとか、親がちゃんと子どもを育てろ的な話にもなっているようでちょっと……。