「言葉の仕組み」と「助詞の使い方」がわかれば きっちり! 恥ずかしくない! 文章が書ける (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022620095

感想・レビュー・書評

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  • 基本的な文章を書くことがゴール地点の本なので、知識が得られるというより、確認のためにざっと読む本。
    より良い表現ができるようにと思って読むと肩透かしをくらう。少し物足りなかった。
    説明が丁寧なので、正しい日本語の文章の書き方を外国人に教えたい時にあると役立ちそう。
    強いて挙げるなら、Lesson44からは間違って使っている人も多いと思うので、私もしっかり覚えなおしたいと思った。

  • 当たり前のように書いている日本語の文章の注意点を整理してあり、非常に参考になります。文章を書く際にガイドラインとして使いたい本です。

  • 新聞社のベテラン校閲記者が「読み手に誤解を与えない」ために「正しく書く」方法を解説。例文を用いてビフォーアフターをみせてくれるのでたいへんわかりやすい。「この文章、なにか違うな〜」と感じる原因は、主語・述語・目的語・助詞の使い方にあった。

  • 何か違和感あって読みにくいなって思うのは、文法がおかしかったのか(述語にかかる品詞が揃ってないとか)。
    同じ表現の重複など、無駄な言葉があると、読んでいる人を邪魔しているのか(余計な情報になる)。。
    と気づけた。
    例文と改善例が載っていて、とてもわかりやすかった!
    自分は正しく改善できるかな?と確認するために、何度も読み直したい。

    あと、いいなと思ったのは、ハプニングを楽しむという考え方。
    事前に調べたこととの差で戸惑ったり対応したりしたことが文章に生きてくる!素敵だな〜。

    ■やろうと思ったこと
    できるだけ無駄な言葉を省いた、文法的に正しい文章を描けるようになりたい!

    ①まず、文章を書く前に何を言いたいかをかく
    ↓の例のように3つの要素を一気に書くと、内容が交錯してしまう。情報が入ってきづらくなる。
    「この花はとても綺麗なので、家に飾りたいのだけれど、ちょうどいい花瓶を持っていない。」
    何を言いたいのかという要素を箇条書きで整理する!!

    ②書いた後に読み返す!
    ・主語と述語はどれか、印つけるくらいしてもいいかも。
     ー主語が二つ以上の述語を持ってないか(分けた方がいい!文章も短くなる!)
     ー主語省略できないか(無駄な情報になるから)
     ー述語に対応しているか
     とか
    ・述語にかかる品詞が揃っているか
    ・なくしても伝わる接続詞や、繰り返しの言葉がないか

    ■文章の練習方法
    日々の日記で練習できる!
    楽しかった〜じゃなくて、何が楽しかったのかを具体的に書く!(要素を洗い出す)
    肉付けしていく。

  • 《「は」は主題の提示となるので、文頭においた方が据わりのいい場合が多いのです。一方、「が」は述語に近い位置においた方が、主語と述語のつながりが明確になります。》(p.114)

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著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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