ネクロポリス 上 (朝日文庫 お 60-1)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022644695

感想・レビュー・書評

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  • 下巻にて

  • 死者に会える場所 アナザーヒルで次々と起こる殺人事件

    設定からしてミステリアス 世界感が好み

    だんだん面白くなってきた…

  • 正直なところ、とても長い。
    事件らしきものは起こり始めているし、ページ数をかけただけ合って
    世界観、歴史的な背景は大分つかめてきている。

    この1冊作って作り上げた舞台で何が起きるのか、ホラーなのかSFなのかミステリなのか、
    楽しみであり、期待が大きすぎる分がっかりしないか心配でもある。

  • ファンタジー色が強い作品。マンガチックなキャラクターも沢山登場する。

  • とにかく登場人物がたくさん出てくるので、上巻では覚えるのに苦労した

  • 死者と出会える場所であるアナザーヒルを訪れた人たちと、殺人事件。不思議な雰囲気。
    最初入り込むまでが辛かったけれど、途中からぐいぐい入っていけた。
    2016/12/26

  • なんだか不思議な小説です。ファンタジーであり、でも現実世界に属している面もあり、推理小説であり、なんだか、色々。上巻を読んだだけですのでね、ここから下巻へどう繋がるか、楽しみです。

    それにしても、日本の風習である彼岸が、イギリス?が舞台となり、ヒガン、という風習になり、現実世界とリンクして存在している、という世界観。ふむう、不思議だ。なんだか、宮部みゆきの「英雄の書」を、思い出しました。現実世界とファンタジーが同居している小説、として。

    あとは、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」も、思い出しました。恩田さんは、村上さんを好きなんだろうか。第一章のタイトル「アナザー・ヒル行きスロウ・ボート」は、村上さんの小説「中国行きのスロウ・ボート」を意識したのかなあ?とか思った次第です。あんま、そうでもないのかな?

    こういう世界観を作り上げた、恩田陸の創造性というものは、お見事やなあ、と思う次第です。小説家という人々は、別の世界を創造できる人々なのですよね。凄いですよねえ。ある意味、それは、本当に実在しているのかもしれない、、、

    とか考えると、人間という存在の、創造という行為の、想像するという思考の不思議さを、しみじみと感じ入る次第です。

  • すごい世界観、ただなんか地味。

  • そこに本当にそんな世界があるかと思うほどの描写。

    お客さんに会えるなら、誰と会いたいかなー、などと妄想しながら、登場人物の横でお酒を飲んでる気分になる。

  • ネクロポリスって死者の街?

    題名で買いました。

    卵やら精霊やら死んだ人やらお彼岸やら、何処の国の何処の地域の話か定められない。

    日本?イギリス?それとも共同統治の国?
    未来の話か今の話か20世紀の話かも定かでない?

    奇妙な話です。


    でも行ってみたい素敵な外国のような気がします。

    世界観は◎

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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