- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022737007
感想・レビュー・書評
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2016.05.11読了
後半は漢詩を参考にした文章術についても書かれていたけど、漢詩が全く理解できないので参考にならなかった。
この世代の人だから漢詩に慣れているのか、私が無学なだけなのか。
井上靖とか、例として出てくる作家の文章が苦手で共感できない部分も多々あった。これは年代の違いによるものなのだろうか。昔の作家さんの文章は読み難いから、竹内氏がどこに感心しているのかスンナリとは理解できなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
技術系の人間の参考になる本ではありませんでした。
新聞の社説のような文章に憧れる方は多いのでしょうか?私としては感傷的すぎで理屈が通っていなく感じられ、あまり好きではありません。 -
文章のタネは普段からいい文章を拾ってストックしているとのこと。そうでなければポンポンこれぞという文が出てくるわけがないと納得した。
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書くとなると一度身構えてしまう自分がいる。しかしこの本はそんな心を励ましてくれる。
ポイントとしては3つある。
1つ目は自分の言葉で書くことである。
やはり血の通った文にはその人の人となりが出る。その文を通して周りの人は共感することができるのである。
2つ目は材料を揃え削るということである。
いきなり書き出しても言葉に詰まってしまい、充分な文にはならない。そして削ることで文も必要な要素を満たした物になる。
3つ目はいい文章を見つけ書き出すということである。
書き出すことを通じて、文の流れを理解することが出来るし、書きたいという気持ちが出てくる。
取り敢えず私は池上さんの文章を書き出すことで書き方を学ぼうと思った。 -
再読する
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書く力には、引き出しが多く必要。つまり、常にアンテナを高く張って、好奇心を持って日々の生活を過ごすことが大切。身近な話題から入っていくと良いのは、具体的に書けることでもあるし、読者もイメージが湧きやすい。
素敵な文章の書き取りを続けることも、自分の引き出しを増やしていく上で大事と。著者のお二人の掛け合いも面白く、文章力を高める奥義は、池上さんがお一人で書かれている本よりもたくさん散りばめられているように思った。 -
読売新聞は、1面左下から読む!
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2017/4/15宝塚西図書館から借りた。
名文を「書き写す」
竹内政明
『井上靖全詩集』
中島敦の『山月記』
池上彰
源氏物語の書き出し
ロバート・ブラウニングの詩を上田敏が訳した「春の朝」
『上田敏全訳詩集』岩波書店刊
『唐詩選上』朝日新聞社刊
『唐詩選下』朝日新聞社刊 -
文章力をつけるために行うべきことが紹介されている。読みやすかった。
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後半で文章を書くリズムを身につける教材として漢詩がいくつか紹介されるが、どれも漢文を授業で習ったものばかり。嫌いじゃなかったのに覚えていない・・