それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版]4 (朝日ノベルズ)
- 朝日新聞出版 (2011年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022739636
作品紹介・あらすじ
『オールドタイマー』が残した殻付きブラックホール『エッグ1』の爆発に巻き込まれた洋子は、気がつくと見知らぬ場所に立っていた。そこはまるで歴史ある図書館のように、無数の書棚が埋めつくす空間。自分の置かれている状況に混乱する洋子が「大丈夫よ」という声に振り返ると、そこには大人びた顔つきをした七〜八歳ぐらいの女の子の姿があって-!?謎が謎を呼ぶ、急展開の第4巻。
感想・レビュー・書評
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遂にオールドタイマーと接触するのかと思ったけど今までと同様に遺産と接触するだけっだたみたいだ。その上、いきなり全てを飲み込もうとしたことを考えると友好的な接触はできないのかもしれないな。
今回は未来での話よりも現代での話のほうが面白かったな。未来とのギャップで苦労する登場人物が面白かったよ。
一方でNESSのゼンガーの蠢動が大変に気になるところだ。最後にオットー博士がクロノスシステムと同様のものを開発したことを示唆する内容は新たな展開を想像させてくれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文化祭もあっていつもより日常分多め。レッドスナッパーズとの絡みが本格的に増えてきて楽しい
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改めて読み返すと、やはりここまでが序章。ここからが本番って感じ。
スクランブルエッグ宙域で戦闘していた洋子たち。
突如としてニュートロニウムの殻を吹き飛ばした『エッグ1』。その中から現れたのはカー=メトリック・ブラックホール、そしてミラーラビリンス。
超重力に捕まり脱出不能の洋子たちとシルヴィー。
まどか、綾乃、紅葉の無事は確認できたが、洋子からの返事はない。
TA-29によると眠っているという回答が──。
1万年以上昔に銀河を支配したオールドタイマーとは何なのか。
洋子を中心に物事は動き始める。
さて。
今回は『時計仕掛けのラビリンス』(本編)とともに、opt.シリーズの『寂しがりやのブロッサム』が収録されています。
いよいよ、私立東綾瀬高校の文化祭のお話。
日常の洋子が垣間見られて、個人的に結構好きな話です。一生懸命に走り続ける洋子が、ちょっと羨ましかったりします。
SYSOPによると、この辺でストーリーは折り返し地点とのこと。
全然そんな気がしないんだけどなぁ。
最初にも書いたように、ようやく始まったところかなぁ?と。
そう思ってファンタジア文庫の既刊を確認すると、本編だけを数えると、確かに折り返しなんですね(笑)
実際はopt.もあるから、“ここまで”よりも“これから”の方がボリュームあるので、そういう考え方の違いでしょうかね。
やっぱり、CHATのページが短いよなぁって思う今日この頃。
2段組で4ページくらい無理ですか?(笑)>SYSOP