「単純化」という病 安倍政治が日本に残したもの (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022952158

作品紹介・あらすじ

政治の1強体制は、日本社会にどのような変化をもたらしたのか。「法令に違反していない」「解釈を変更した」と開き直り、逃げ切る「スタイル」の確立は、「多数決」ですべての物事を押し通せることを示し、分断を生んだ。問題の本質を見失ったままの状態が続く日本の病に、物言う弁護士が切り込む。

感想・レビュー・書評

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  • ・選挙での勝利を根拠に、法律解釈をかえる、競技答弁をする。

  • 「森・かけ・桜」の何が問題だったのか、よくわかる本

    でも、専門用語が多く、集中しないと理解しづらい

    そして、単純化されてしまった今、今後の指針は見えてこない、、

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/788803

  • ●安倍支持派が中心にしたのが「法令遵守と多数決で全てが解決する」と言う理論。

  • 森友、加計学園、桜を見る会、そして国葬と、何が問題だったのか知りたい方におすすめします。与党だけでなく野党の責め方にも批判しているのも良かった。
    与党が法的に問題がないという言葉で押し切る裏に、政治責任はこの国で失われたんだと悲観してしまいました。

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著者プロフィール

桐蔭横浜大学法科大学院教授。弁護士。1955年生まれ。1977年東京大学理学部卒業。1983年検事任官。東京地検検事、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2005年桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター長に就任。2006年検事退官、弁護士登録。警察大学校専門講師、防衛省や国土交通省の公正入札調査会議委員なども務める。不二家信頼回復対策会議議長などとして多数の企業の危機管理対応に関与。(株)IHI社外監査役も務める。著書に『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書、2007年)、『入札関連犯罪の理論と実務』(東京法令出版、2006年)などがある。

「2009年 『証券市場の未来を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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