- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023308633
感想・レビュー・書評
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マーケターとはなにか?を知りたい、入口に立った人向けの一冊。
特段新しい内容は書かれていませんが、私自身が数年マーケターとして経験したことを補完してくれる内容でした。
わかりやすくマーケターの役割、求められる資質など書かれています。キャリアパスについての章は少し内容が薄い感じでした。
マーケターにとって重要なセンスは「より優れた疑問」を発すること、「より優れた疑問」とは、「部分から全体へ」視野が広がる疑問のこと
という箇所が非常に納得できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーケティングとはなにか、マーケティングの考え方、マーケティングのやり方、そしてマーケターの悩みやキャリアパスまで書かれた本。
マーケティングとは、買う理由を作ってあげること。方法として、異質を生み出し異質に思わせない、大きく小さく、ゼロか∞か、くっつけるか分けるか、バッサリ切るか、色々な二極分化、意識の上下の適性価格、時間を短く長く、そして辞書の切り替え。
リサーチもそうだが、大きく分けて行くと、部分最適の積み上げと、声なき声を拾い上げる事になるのだろうか。だから、ユーザーの声が大事であり、同時に本当に大事なことはユーザーに聞くなとも言われる。
部分最適は、シュリンクにも繋がりかねないように感じた。目の前の低価格、流通の増加、ターゲットの最適化…。
鳥の目と虫の目を持ちながら、数字データと心の動き社会の潮流を同時に観察し、常に人の行動になぜ?と疑問を持っていくこと。
そして、マーケターは色んなトライアンドエラーを重ねて行くべきで、だからそれを笑ってはいけない=恐れてはいけない、ということか。 -
結構面白かった。マーケティングに興味を持てたので、ちょっと勉強してみたい。
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マーケティングを行っている者にとっては、マーケティング対象ではなく、マーケターに焦点をあてて書かれている点が面白い。
広告業界人や企業のマーケ担当に読んでほしい。