OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語
- 朝日新聞出版 (2012年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023310667
作品紹介・あらすじ
アフリカで「ケニア・ナッツ・カンパニー」を設立し、マカダミアナッツの世界5大カンパニーの一つに育て上げた日本人経営者がいた。アフリカに渡って約50年、外来の常識を押しつけず、「志は高く、目線は低く」を貫き、挑戦を続けた末に見出した"確信"とは。
感想・レビュー・書評
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アフリカでナッツなどを売るビジネスの奮闘記。どろぼうを殺しても正当防衛とされ、むしろ警官に褒められる、という逸話が強烈。
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読みやすい、とにかくそこに情熱があることと自分の哲学を切り開いて行く大切さを学んだ
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良かった!
生き方、働き方、失敗から学んだ事、お金の使い方や死生観など、共感どころや学びどころがたっぷりでした。
世の中の人々は私の年齢から、これ以上チャレンジングな人生を送ることを「やめた方がいい」と助言されます。
それに対して私が思っていたことがここには書いてありました。やはりこれからもチャレンジして、楽しんでいきていこうと思いました。
もう一冊の本も読もうと思います。 -
アフリカで事業を興し、最終的には現地の人に譲り渡す。
そうやって、アフリカの地で日本式の経営をし、地元の人達の生活を支えてきた著者。
そこまでの道は厳しく、大変なこともあったようだけど、前向きな著者はそれを乗り越え次々と様々なことを展開していく。
そのパワーは圧倒的だ。
2015.9.10 -
永遠を生きるが如く夢を見よ
今日死ぬが如く今を生きよ -
ケニア・ナッツ・カンパニーの佐藤さんの自伝的な本。
なんというか、明確に自分のロールモデルになる人だと感じた。
やっていること自体も素晴らしいと思うし、自分のやりたいことでもある。
でも、その裏にある考え方にすごく共感できるってのが一番大きいのかもしれない。
従業員4000人のとてつもない会社をつくったのに、あっさりとケニア人に渡してケニアの発展を第一に考える。
優秀な人材は会社で抱え込んではいけない。
実体のある暮らしを大切にする。
だらだらと居座らず、やることをやったら次の場所に行く。
自分も本当にそう思うし、そういう考え方をもってビジネスをやりたい。
海外でビジネスをやりたい人はもちろんのこと、モヤモヤしながら働いてる人にもオススメ。
この先何度も読み返すことになる本。 -
アフリカで事業を起こした著者の自叙伝。
一般企業では決して得られない体験を感じることができる。
若干思想が偏ってるところもあるが。