エネルギー問題のマーケティング的解決

  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023311725

作品紹介・あらすじ

東日本大震災を経験した日本にとってエネルギー問題は最重要課題の一つになった。エネルギー問題に対してマーケティングで何ができ、どのような情報を発信できるだろうか。エネルギーという切り口は、組織にとってどのような「差別化要因」となり、組織にどのような「競争優位性」をもたらすことができるのだろうか。また、多様なエネルギー源は人々にどのような「社会的価値」をもたらし、社会を幸福にするのだろうか。コトラーが提唱する「マーケティング3.0」の中心的な概念「社会的価値」から考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災を経験した日本にとって、最重要課題の1つとなった「エネルギー問題」。この問題に対してマーケティングで何ができ、どのような情報を発信できるのか。また、多様なエネルギー源は人々にどのような「社会的価値」をもたらし、社会を幸福にするのだろうか。コトラーが提唱する「マーケティング3.0」の中心的な概念「社会的価値」から考察する。

    第1部  マーケティングの進化とエネルギー問題
    第2部 差別化の源泉としてのエネルギー
    第3部 エネルギーによる社会的価値の創出

  • ソーシャルマーケティング時代、クリーンなエネルギーは、競争優位性を持ち、社会的価値を創出する。

    エネルギー問題そのものが解決されるわけではないようです。そもそも、マーケティングって何? かえってわからなくなってきました。

  • 出版した意図が分からない本。

    2011年以降、エネルギーの意識の高まりが~という切り出しから
    まさかの共有地の悲劇の紹介からスタートというズッコケっぷり。
    その内ポーター仮説とか言い始めるんじゃないかとヒヤヒヤした。

    環境問題に取り組むことに対するマーケティング手法などの紹介。
    学生の卒論じゃないんだから、と苦笑いの内容。
    この手の本はわざわざ2011年以降という区切り方をしなくても
    たくさん出ています。

    事例の紹介は多少ためになりますが、この内容で2800円は厳しい。

  • 天然ガス自動車業界向けの事例紹介本。2年前から書き始めてこの内容は少々厳しい。マーケティング的に解決しているかな〜 導入事例はいずれも助成金なくしては成り立たないし、マーケティング3.0的知見(社会的合意形成)が含まれているのはわかるけど、持続的可能性ははなはだ疑問な気がする。水素に可能性は多いにあるので、この分野には期待したい。でも3,000円近い値段を払う内容ではない。

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著者プロフィール

早稲田大学教授

「2023年 『マーケティングの力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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