最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 256
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023313316

作品紹介・あらすじ

【社会科学/経営】「カネはいらない。コネをつくれ!」。元「ぐるなび」広報担当で、業種を超えた若手広報パーソンたちの神的存在、かつ、ネタに飢えるマスコミの最強助っ人である著者が伝授する、これまで誰も教えてくれなかった全く新しい広報のバイブル。

感想・レビュー・書評

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  • 広報(PR)とは何たるか、広報戦術が全般的にわかる本です。

    広報の主要な仕事は、
    「企業の活動や商品を、メディアを通じて消費者に伝える。」ということ。

    自社を売り出すことにおいて広報がかかせない存在ということがわかりました。
    僕はまだ必要としない知識ですがとても参考(なるものがありました。
    会社という組織でお仕事されている方は全員知っててもいいくらいのキホンが詰まっています。

  • ■メディアへの売り込み方
    ・記者に直接電話をかけ、
     ①あなたの記事を読んだ
     ②それに影響をうけ行動を起こした
     ③現場でみつけた意外な点(記者も気づかない点)を指摘する
    をいう
    →ワンランク上の読者とみなし、対等に話を聞こうとなる


    ・記事を書いてもらうためには、
    ①なぜ今なのか
    ②なぜ自社でなければいけないのか
    ③あわせて一本
    ④どんな人に取材できるのか
    ⑤未来を語る
    が必要


    ①ちょうどこのタイミングである必要性をストーリーで語る
    ②特別感を煽る
    ③同業他社ではなく、異業種だが共通項でくくれる企業や商品を紹介する
    (ex.GW前に、渋滞でも車の中が楽しみになるグッズというテーマにして他社もまきこむ)
    ⑤これから消費行動がどういう展開になるのかを語る


    ・アンケートで望む結果を作り出す
    ①自由記述でなく選択式にする
    ②自由記述にしたらあがってきそうなイメージにあう人やモノを選択肢にいれる
    ex. トマト鍋をはやらせたかった
      →ぐるなびで飲食店に「今年流行そうな鍋は?」というアンケートをやった
      →設問で、いまはヘルシー志向だ、女性が好むほうが良い、といったことがわかるようにしておく
      →見事トマト鍋が1位になり、「プロが選ぶ今年大注目の鍋ナンバー1」という形でマスコミに宣伝できた


    ・マイナスをプラスにかえる
    マイナスからスタートして、それを払拭&+αの付加価値がある、というストーリーにする
    ex.おせち問題の翌年のPR
      昨年はおせち問題でご迷惑をおかけしました
     →安心して買ってもらうために、お試しおせちをはじめた
     →すると、家族で購入を検討したりして、絆を深めることになった
     →安心して買えるから去年より売れ行き好調

    ・100%の企画は持っていかない
    8割でもっていて、相手と一緒に完成させる
    →自分の企画という認識をもってくれてコミットをひきだせる

  • ・一人広報のメリットは、
    社外広報、社内広報、ウェブなど幅広い範囲の経験が積めること

    ・以下のストーリーを作れる力を養おう
    ①それが、社会にどう影響を与えるのか
    ②なぜそれが、他社ではなく自社ができるのか
    ③なぜそれが今必要なのか

  • Twitter活用。

  • 途中で終了。つまらない。

  • 広報という仕事がどういうものか、どうしたらうまくいくか、がわかりやすく書かれており勉強になった。
    創る広報、仕事として興味がわいてきた。自分は営業だが取り入れられると思う。

  • 潤沢な予算がなくてもアイデア次第で売り込めるストーリーは作れるという、数々の事例を交えた実践的な内容が良かった。
    PRパーソンとして心得ておくべき内容、代理店ではないからこそ出来ることなどは改めて納得ができた。
    また、これまで出来ていなかったことを知る良い機会にもなり、気を新たに取り組んでいきたいと思えた。

  • わかりやすく実践ネタもあっていい

  • 具体性がありおススメ。
    広報・PR未経験者におススメ

  • 広報についての知識がゼロだつたが、この書籍を一発目にしてよかったのかもしれない。

    ⚪︎広報はマスコミに取り上げてもらいながら自社やサービスの認知度を上げるもの
    ⚪︎基本はマスコミの人とのつながり。
    ⚪︎人だけでなく番組、雑誌、コンテンツなどマスコミ側のアウトプットも知る必要がある
    ⚪︎いかなる観点からも、自分たちのサービスについて詳しくあるべき
    ⚪︎マスコミに取り上げてもらう中身は、ときに作ってしまう
    ⚪︎他者ときには競合と情報交換や連携をすることも重要、まとめてメディアに取り上げて貰えることもあれば危機管理時の業界歩調を合わせることも出来る
    ⚪︎いつも笑顔で、楽しく

    これらの示唆を得られた。

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