- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023314948
感想・レビュー・書評
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昨日は、東大で脳科学者の池谷裕二さんを取材。
東大本郷キャンパスは、ちょうど桜が満開。昨日はポカポカ陽気でもあり、そのまま花見になだれ込みたくなったが、お花見気分だけ味わってガマン。
池谷さんを取材するのは8年ぶりだ。
現時点の最新著作『脳はなにげに不公平――パテカトルの万脳薬』(朝日新聞出版/1404円)と、2012年刊行時に買ったが積ん読してあった『脳には妙なクセがある』(扶桑社/1728円)を読んで、取材に臨む。
2冊とも、脳科学および隣接分野の最新トピックを紹介しつつ、「脳科学の視点から見て『よりよく生きるとは何か』」を考察したサイエンス・コラム集である。
科学読み物としての知的興奮と、その底にある哲学的な深みのバランスが素晴らしい。面白くてためになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほど。確かに。脳はなにげに不公平☆
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脳の隠された傾向が少し理解出来た。脳梁が女性の方が太いって思い込んでたけど、違うのですね。勉強になりました。
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目新らしい情報は、それほど含まれていなかったけれど、軽くて読みやすいコラム集なので、雑学知識を増やすには良い一冊。
面白い情報の共有として、この本の内容を、飲み会の席などで友達に話してみて、皆をほほーっと唸らせると良いかも。 -
脳研究の池谷博士による『週刊朝日』連載エッセイから62回分をセレクトした本。科学論文に発表された脳研究の成果に著者の解釈を加えて紹介してくれる。
発表内容にしても著者の解釈にしても本当にそれで正しいのかどうかは分からない(ハエにとってアルコールや交尾が「快楽」だから選択されているのか、別の嗜好要素や優劣の忌避要素があるのかもしれないなどど思う)が、色は脳が作り出したものであることとか、種の生存を支えてきた直感は思考に優るものだとか、知的刺激を楽しんだ。
17-89 -
週刊朝日の連載コラムの再録です。中身があまりに薄くて、これでは何の足しにもなりませんでした。
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脳の癖があることを実証した本。
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軽妙なタッチで、最先端の脳科学の知識を知ることができて楽しい。常識と思っていた事が、間違っている事があったり、頭を柔らかくしておく事が大事と感じさせられた。