- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032044102
感想・レビュー・書評
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この本も五味太郎さんの世界。
バスを降りるそれぞれの人に味がある。
「バスが きた なにかを 売りにゆくひとが おりた」
リュックと道具箱を持ったひげのおじさんが売り人なのか、
はたまたサラリーマン風の人が実は怪しい訪問販売員なのか
「バスが きた かんごふさんが むかえにきた」
全身包帯ぐるぐる巻きで松葉杖の人を迎えにきたのか、
俯いている緑色の一見してゾンビ風な人を迎えにきたのか
どのページも想像することがたくさんあって、面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「バスがきた 遠くから帰ってきたひとが なつかしい気持ちで おりた」
バスがきたで始まる人間模様。鋭い一言とイラストが秀逸。(2分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #バスがきた #五味太郎 #偕成社 -
バスがきて、いろんな事情を抱えた人がおりていく。世界観的には大人の方が感じるものが多そうです。
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乗る人の少ないバスをみると、このお話のように生活の中で当たり前に走ってほしいと願ってしまいます。
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バス好きの息子でも食いつかなかった。
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この世界観は大人向けかもしれない。フレーズは繰り返されるので娘も「バスがきたー」って楽しそうに言うけれど、そう単純でもない。娘の反応の良さとは別に私も色々と思うところのある絵本。五味さんらしい絵が、ちょっとした悲哀も見事に現していて、笑えたり笑えなかったり。ここではだれもおりない、とかね。買わされた人の顔とか・・・。読めば読むほど飽きない絵本でした。(1歳11ヶ月)
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バスが来るのにも、いろいろ事情がある。
いろんなドラマがありそう。
そして、もちろんあの人たちにも…。 -
1:3 言葉はちょっと難しいかと思ったんだけど、バスのある様々な風景がきれいでじーっと見ている。いい絵って自然と伝わるんだねえ。
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バスがいろいろな場所でいろいろな人を降ろして行く。
停車する場所がカラフル。
バスはどんどん進んでいるのに、視点は常に到着する場所で「来た」と表現しているのが面白い。 -
いろんなところに到着するバス。五味太郎さんの絵の色がいい。