- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032045604
感想・レビュー・書評
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2012年5月図書館より借りました。2才8ヶ月。
音がおもしろいのか、ツボにはまっていました。 -
「る」しかなかった
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るるるるる…
音で楽しむ絵本です。 -
五味太郎(1945年生まれ)の色合いは 黒く沈んでいる。
桃色は 鮮やかでなく 青色も暗い。
しかし、不思議な 絵本の風景がある。
ひらがな・・・がいろんな場面に使われる。
『るるるるる』
るるるるる は飛行機が飛んでいる。
青い空に るるる というひらがなが現れ・・
そして飛行機が るるる といって現れる。
飛行機が だんだんと大きくなって るるる も大きくなる。
雲に遭遇して 真っ暗ななかで
飛行機は れ となり れれ ・・・れれれ ととんでいく。
雲が終わったら るるる に戻って飛んでいく。
とにかく 飛行機が 飛ぶ音が るるる なのである。
飛行機って るるる って飛んでいるのかしら・・
飛行機に乗っても気がつかないが…
五味太郎は るるる なんだろう。
ページをめくるたびにどう展開していくのか
たのしみなのが 絵本であるが・・
るるる・・・と飛んでいるだけで…
なぜか楽しい。
理由もなく 説明もなく 言い訳もない。
そういう世界を作り上げているのが 五味太郎なんだろう。
『なんだかうれしくなってきた』
虫やカエルやトンボで遊ぶ 少年が・・・
おとうさんとおかあさんと ドライブに・・・
虫やカエルやトンボに留守番というが・・・
結局はついてきてしまって
みんなで遊ぶ。
少年は 『なんだか うれしくなってきた』 のである。
そして 帰りには 少年は 『もう 最高だね!』でおわる。
ふーむ。
ほんと なんだかうれしくなるのである。
『みんなが おしえてくれました』
少女はいう
あるきかたは ねこがおしえてくれました
とびこえかたは いぬがおしえてくれました
のぼりかたは さるがおしえてくれました
はしりかたは うまがおしえてくれました
きもちのいい さんぽのやりかたは にわとりにおしえてもらいました
おなかのひえない ひるねのしかたは わににおしえてもらいました
はなのかおりやあじのことは ちょうちょにおしえてもらいました
おににみつからない かくれかたは うさぎがおしえてくれました
つちのなかのひみつは ありがおしえてくれました
わるものをやっつける たたかいかたは ゴリラにおしえてもらいました
よるのことは ふくろうがおしえてくれました
・・・・
最後は
どうみても りっぱなひとになるわけです
という。
この限りなく楽天的な 絵本は いったいなんだろう。
絵本の世界が こんなにもひろがるのはいいなぁ。
しかし、うまやわにやゴリラは日常生活ではあうことができないので、
みんな りっぱなひとになれないのだな。
アニメが 日本発であるが・・
絵本も いいものがあるが…世界になかなか広がらないのはなぜだろう。
デジタル化されていないからかな。 -
るるるるるで飛行機が飛ぶ。
文字の形も多少変形している。
それでも、ストーリーが伝わる。 -
読み方を工夫して、楽しませてあげたい絵本
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ぐ!
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少ない文字で構成された絵本のシリーズ。
一生懸命「るるるる…」と読み進めていくと!!
五味さんの絵本大好きです。 -
そうたろ氏、1歳のころ童話館で購入。
はじめは、変な絵本だなー、と思ったけれど、2回目からは親子で読みながら大笑いするようになった、ヒット絵本。
背景の青色も鮮やかで綺麗だし、これは想像力を刺激される絵本だと思う。