リクエストは星の話 (偕成文庫 2091)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035509103

感想・レビュー・書評

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  • 図工の先生としての岡田さん、そして学校の子どもたち。その間に数々の岡田作品が存在するのだと思うと、岡田さんの子どもたちに対する温かいまなざしが自然と感じられます。想像力をかきたてる一冊。

  • 「星の話をしてくれよ」ある日、ぼくの前に突然そういうやつが現れた。ぼくはリクエストのままにお話を語るが…。星にまつわる4つの短いお話。

  • マァコがもらったのは友情の星
    洋がみたのは 希望の星
    サッコの手には 星のあと
    あいつがうたうのは 星の歌
    ぼくがしっているのは 星の話

    ということで、星の歌の話をふと思い出してよみたくなったので再読。
    児童書をふと思い返す時、映像としての断片で浮かぶことがあるけれど、そういう意味で「星」が浮かぶお話だなと。

  • 小学生の頃から好きな本。もちろん娘にも読ませた。星空を見るのが好きになったのはこの本があったからだと思う。
    つい最近やっと購入。

  • 子供の読み聞かせに選んだ本。
    「星」の出てくる色々な話が語られる。
    ユーモアがあって、不思議がいっぱいのお話。
    子供たちも気に入ってました。

  • 岡田淳さんの本を久しぶりに読みました。岡田さんらしいちょっと不思議でおもしろい話でした。

  • 星の話4つ

    構成が凝ってるかんじ

  • 生きてるうちに一晩か二晩、こんな夜があってもいいな。

  • 岡田淳さんらしい、ちょっと不思議であったかな4つのストーリー。
    何しろその不思議なタイトルにそそられました。
    リクエストって? 誰が、誰に?

    でも、始めの1作には、そんな疑問の答えはなく、小学生のある日のある事件に星形のシールが登場しただけ(でも読み終わりが爽やかで、とてもよいお話でした)。
    最初の話は何の変哲もないのに、2作目、3作目と、少しずつ、不思議な要素が混じってきて、最後の4作目は、完全にファンタジー。
    そして、タイトルの意味が分かりました。
    その手法に脱帽。
    面白かったです。
    でも、今まで読んだ岡田さんの本の中では、上位に食い込むほどではないかな。

  • 岡田淳さんの短編集(?)です。

    「星の出てくる話をしておくれ。」
    突然現れたあいつがこういったからぼくは星の出てくる話をしなければならなくなった…
    そんなお話。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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