- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036356102
作品紹介・あらすじ
ふしぎな駄菓子屋で売っているふしぎな駄菓子が持つパワーとは?女主人紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。
感想・レビュー・書評
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廣嶋玲子さんの児童文学ですね。
廣嶋玲子さん(1981年、神奈川県生まれ)小説家、児童文学作家、ファンタジー作家。
絵はjyajyaさん、福岡県生まれ。イラストレーター、絵本作家。
『ふしぎ駄菓子屋・錢天堂』の一作目ですね。
全二十巻の人気作品です。アニメにもなりました。
オムニバス『にゃははな毎日』で興味を惹かれまして、図書館で借りました。短編連作です。
目次
型ぬき人魚グミ
猛獣ビスケット
ホーンテッドアイス
釣り鯛焼き
カリスマボンボン
クッキングツリー
閉店
の七作品です。
ファンタジー小説でもありますね。歯切れのいい文章で、楽しく愉快に、そして寓話のニヒルさも後味良く、読み出したら止まりません。謎の女主人「紅子さん」も魅力的です。
一巻目は「招き猫」は、最後の「閉店」でちょっとだけ出てきます。次巻も読んで見たくなりました。
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極めて良書。
このような本に小学生が夢中になっていることはとても喜ばしい限りです。
コミックではないのですが、表紙に載っている、圧倒的な存在感のあるおばあさんがいい味を出しています。挿絵は章の初めに小さなお菓子の絵があるだけでした。
ちゃんと読まないとダメだよ、人のものを横取りしたらだめだよ、という生きていく上での基本的な姿勢をさりげなく伝えます。
よく考えるな~、と思うのは表紙のおばあさん(大きさといい、存在感といい、どこかでみたことがあるような・・・ね?実世界にもいますよ~)。
そして駄菓子のネーミング。
ネーミングと表紙で作られるキャラクタで多くのポイントを稼いでいます。
アニメになっているんですか?
探してみます。。。
そんなの、あったらいいな~、と小学生が夢中になりそうな、それでいて夢中になりすぎても怖いよ、という伏線。すばらしい。
釣り鯛焼き、よく考えるな~、ほしい。 -
突然あらわれる店
こういう設定はよくあるけれどこれはおもしろいなあ
紅子さんのインパクトがすごい
jyajyaさんのイラストがいいんだよねえ
とても人気でシリーズ化
アニメにも
なるほど
≪ 駄菓子屋は 幸と不幸の 分かれ道 ≫ -
プライム対象だったので読んでみました。
話題になっていて気にはなっていたものの、どうしても児童書って感じで敬遠していました。
短編集で面白かったです。
人間の欲深いところと鈍臭いところと、可愛らしいところが垣間見れて面白かったです
小銭の製造年、ついみてしまうのでわたしにも紅子さんに会えるチャンスないかなーなんて。
クレカ生活で現金持ち歩かない人には無理かー。 -
駄菓子を食べると不思議なことが起こる。それは良いことだったり悪いことだったり。あなたは、どっち? (電子書籍)
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3.6
面白かった。
意外と軽い感じでサクサク読めました。
殆どの人が注意書きを読まないという展開で、子供が主人公の時はまだ分かるのだけど、大人でも注意書き読まないのはちょっと不思議です。
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やたら人気で、書架にまったく返ってこない本。
気になってたので読んでみた。
「幸運な人」は不思議な駄菓子屋、紅子さんと銭天堂に出会うことが出来る。
幸運にできるか、不運にしてしまうかは使い方次第。
最初は不思議な力が「必要な人」が銭天堂にいけるのかな、と思ったけど、そうではないみたい。
幸運にできるか、不運になってしまうのか、
それは本当にそのひと次第。
ひやりとさせる怖い要素もあり、
読みやすいボリュームの短編なので、なるほど人気出るわけだ。
紅子さんが何者なのかは今後わかっていくのかなあ。
アニメ化が決まっているようで、ますます人気になりそう。 -
型ぬき人魚グミ
猛獣ビスケット
ホーンテッドアイス
釣り鯛焼き
カリスマボンボン
クッキングツリー
閉店
の7章からなり、いずれも銭天堂のおかみ紅子さんが、必要なお菓子を必要な人に売る話。いずれも、それなりの落ちがついていて成る程人気シリーズになるはず。
私はアニメも見たことなかったが、どんな作品だか、全くの興味本意で借りてみました。
なるほど面白い。2作目も予約。このシリーズは予約が詰まっていて、なかなか直ぐには借りられません。 -
私の学校でも銭天堂はやってます!図書室にあるですけどあんまりかりれたことないと思います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
小説なので2年以下には難しいかと思いますが、高学年には読んで面白いと思うと思います!
面白い所はお菓子の名前です。
銭天堂に出てくるお菓子は普通のお菓子の名前とは違います。
あと銭天堂の女将さんの名前は紅子です
紅子さんはどっしりとしていてとてもすごい迫力があります。
ぜひぜひ読んでみてください!