- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037267506
感想・レビュー・書評
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◆はぁ、やられました。ただでさえこういうの好きなんです。言葉が言葉でなく結晶化して詩となる瞬間。詩を生み出す瞬間に立ち会うもの。映画の「今を生きる」とか「イル・ポスティーノ」とか、灰谷健次郎の『兎の眼』とか『せんせいけらいになれ』とか。この本図書館で借りたのですが、買います。原文も読みます。
◆「あの犬が好き」という最後の詩に収束していく物語が見事。どんなにジャックが「あの」犬を愛しているかが伝わってきます。
◆ Love This Book !詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生?の少年の詩をつづったもの。
これで??と思うかもしれない。
何をいうか、これぞ詩なのだと思う。
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とある学校の一少年が先生に、多分授業の後ノートか何かを書いて提出しているという形ですすんでいきます。先生に詩を読んでもらったり、詩を作ることをすすめられるもののその気のなかった彼が、詩や言葉に目覚め、やがて大好きな飼い犬について語り始めます。犬のエピソードが胸を打ちます。先生が紹介した詩が最後にのっていますが、原語ものせてくれていればもっと良かったです。長編もいいですが、こんな形でも読ませてくれるクリーチはさすがです。表紙の黄色とW.スタイグの絵もとてもいいです。
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すっごく、すっごく、よかったです。
図書館で借りたんだけど、手元に置いときたいっ。と思ったので、買うかも。うん、きっと買う。
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ほんとに買いました。
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ペーパーバックの『Love That Dog』も同時に購入。
「りんご」の詩の原文がどうなってるのか、どうしても確かめたくって。
原文と訳書を並べてみました。
……!
……♪
……金原瑞人さんって……すごい。
翻訳者さんがいてくださるから、わたしは外国のYAものが楽しめるんですよね。 感謝です。 -
心を押し包むように入って来る、ジャックの言葉。悲しみを嘘の無いコトバにするのはきっと難しいことなんだ。
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これは小説かそれとも詩か。ここ最近こういう詩の出てくる本をたくさん読んでいる気がする。少年が先生へあてるという形で綴る詩。最初は詩は女の子のものだと思っていたけれど……
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いい本だった。英語でも読みたい。