龍使いのキアス

著者 :
  • 偕成社
3.81
  • (33)
  • (36)
  • (44)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 234
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (679ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037444105

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • キアスは巫女の訓練をうけている女の子だけど
    いつもみんなとどこか違う。
    でもほんとうは・・・

  • あまりに好きすぎて、購入を果たした児童書。本も厚くて、世界観も重厚。非常に読み応えがあると思います。ファンタジー好きな人にオススメしたい。

  • キアスはモールの巫女としての「呼び出しの儀式」に失敗して落ちこぼれてしまいます。絶望しながらも、竪琴引きのイリットと共に旅立ったキアスをまっていたのはアギオン帝国を跋扈する影。影に追われながらもキアスはアギオン帝国の皇帝アグトシャルの呪縛やモールの大巫女マシアンの秘密に迫っていくことになるのです。それが運命だったように。旅の終わりにキアスは、アグトシャルとマシアンの真実を目にし、己自身も見出します。己惚れやで夢見がちな少女が、巫女として成長していく骨太な物語です。

  • 初代皇帝アグシャトルの夢の呪縛にとらわれているアギオン帝国。巫女見習いのキアスは、巫女の力が弱まっている原因を探るべく、大巫女のマシアンを探す旅に出る。それはキアス自身の出生の秘密に突き当たるものだった。
    本自体ぶ厚いのですが、作品世界も重厚でした。見習いから正式な巫女になるための呼び出しの儀式。夢を見ない皇帝。犬の骨から作られた戦士。夢と繋がっている世界、などなど。ひとつひとつの要素が魅力的です。
    また登場人物だれもが何かに縛られており、その中で自分とは何かを追求している。ひとりひとりが自分の生き方を模索することから、帝国の運命が動き出す。個人を描くことが全体を見渡すことになる大河ドラマ的感覚が面白いです。
    ファンタジーが好きな人に是非お勧めしたい物語です。児童書の形で出されているため、目に届いていない人が多いのかも知れません。そういう作品をもっと紹介していきたいです。

  • 分厚いけど、読みやすいです。
    オゴスが好きなんだよなー。
    最期に救いがあったのが良かったです。

  • 人生観を変えた一冊。

浜たかやの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×