- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037444808
作品紹介・あらすじ
謎の尼僧妙椿の妖術で、またたくまに上総館山城主となった悪党源金太改め蟇田素藤。妙椿の目的は、里見家の滅亡。そこにあらわれたのが、犬江親兵衛、房八の息子である。少年とは思えぬ強さで活躍、里見家の危機を救う。八犬士たちは、里見家を守り、足利成氏、上杉定正、千葉自胤、箙御前等からなる宿敵連合軍をむかえうつ…ここに、玉梓の怨念に端を発した宿命と絆の物語が、大団円をむかえる。
感想・レビュー・書評
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読み終わってしまった。楽しかった。小学生向けの簡略バージョンだったので、原作により忠実な非省略バージョンも読んでみたい。
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痛快、ってこういうことかな!という感じの犬士の活躍。やっぱり荘助くん推せるので、大軍を前に なにをおそれることがありましょう、と言った時はスタンディングオベーションでしたね。好きです。大枠はなんとなく掴めたので、大人向けのものもぜひ読みたいです。
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4巻に来て少しの緩みを感じたものの、落ち着くところ落ち着いてメデタシ♪
揺れ惑っていた私のこころも、現八に落ち着いたし。
えびら御前はもっと暴れて欲しかったな。 あのインパクトがもったいない!
編著者のあとがきを読んで、端折るだけではないアレンジをしてあるらしいのと、大好きな音音ばあちゃんがもっと出てくるるしいので、やはりいずれ岩波文庫もがんばって読もうと思います。 -
ついに完結!
最後はこういう終わり方だったんですね〜。
児童向けに編集されているため、端折った部分が後半にいくにつれて目立っていました。
次に読むときには、より原作に近いものを読みたいな、と思います。 -
八犬伝最終章。八犬士の全ての敵との決着がついて痛快だった。船虫や夏引に乗り移り、今回は妙椿尼に扮してまで八犬士を追い詰める玉梓の憎悪・・。
とてもあさましく、恐ろしいと感じた。 -
最後の最後に畳みかける大団円、駆け足になっちゃうのはまあこれだけ要約したらそりゃそうだよなあと。
でも、あとがきから窺える、かの大長編をここまで読み応えありの濃縮還元にした浜たかや先生の筆の妙…凄いものを読ませてもらったな…。
タイプの違うイケメンがいっぱい出てきて…里見八犬伝、今も昔もウケる文脈をしているのがやっと分かった…。 -
八犬伝を知らなすぎだとはいえ、これはかなり短縮された物語だったとは…!
絶対いつか原文で読みたいと思う。
本当に面白かった!!
これを読まないで死ぬのはもったいない!!誰しも一生に一度は読んでほしい名作。