軽装版 天と地の守り人<第3部>新ヨゴ皇国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037501105

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

  • 面白かった! チャグムとバルサの人生、こんなに深く結びついてたんだね。血まみれだとしても、チャグムやアスラを守り抜いたバルサは子供を守る獣の母親みたい(;_;) タンダはそれを待つ大きな木かも。雨露しのいで、木陰で休ませてあげて。生きるのはしんどいけど、どうぞみんなが幸せでありますよう。

  • あー。終わってしまった…

    精霊の…からの壮大な物語。
    チャグムがグングンと成長する姿と、バルサが慎重にしかし確実に、人生に対する考え方を変えられていく姿。
    これからも、会えなくても共鳴しあっていくんだろうな。

  • 壮大なストーリーでした。
    細かな伏線も含めて、丁寧に書かれていて、満足。
    チャグムが自分で選び取った道を自分の足で歩いていくことを目指したこと、父親の皇帝を殺さずに、ある意味、赦すことができたことを、読者として讃えたい。
    チャグムの物語だったな〜、と思う。バルサではなく。圧倒的にチャグムの成長が著しいために、どうしてもそう思えてしまう。

  • 第一部を読み始めたのは
    確か 昨日の夜でした

    そのあと
    寝るとき と 食べているとき と お手洗い
    犬の散歩 とき以外は 
    すっかり はまりこんでしまって
    次の日の午後には 
    バサラが傷の癒えかかったタンダを抱えて小屋の近くの大木に身を預けるとこになっていました

    久しぶりに 一気読み を 経験しました

    ずっと 昔に
    「指輪物語」で経験した 至福の時を堪能させてもらいました

    これは
    もう一度 ゆっくり 再読したい
    シリーズの一つになりそうです



     

  • 図書館で。守り人シリーズ最終話。
    成長したチャグムとバルサが出合った時は本当によかったねえ、と嬉しくなりました。すっかり成長してたくましくなったチャグムが国を動かし、バルサは以前と変わらず市井の人を助けるんだなあと思うと胸が熱くなりました。
    さまざまな体験を経て変わるものもあれば変わらないものもある。一人一人の一生は終わりは来るけれども国というか共同体として、種族として連綿と命がつながっていく。それは人だけではなく動物やこのシリーズに出てくるこの世界の隣にあるもう一つの世界の精霊や命たちも同じことなんだなあと。そして
    ファンタジーではありますがどこかにありそうなお話でとても面白かったです。

  • 11月-12。4.5点。
    守人シリーズ、最終巻。新ヨゴへ戻ったチャグム。
    タルシュとの戦いに勝てるのか。また、戦いの中で
    負傷したタンダ、タンダを追うバルサ。再会できるのか。
    いやー、面白かった。チャグムの成長に驚きと、感動。
    ラストもとっても良かった。

  • 2014.09.20 守り人読破!

  • チャグムの旅も終わって寂しい・・・
    あんなに子どもだったのに、しっかりとした帝に相応しい大人に成長した。バルサとタンダもまとまったし、ずっと一緒に旅をしてきた感じ。
    また、みんなに会いたいな!

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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