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雑多につまってます(より)


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備忘録です。

追想五断章 (集英社文庫)

米澤 穂信

/ 集英社 / 2012年04月20日 発売



お、新刊が出ていると購入。やっぱり読み始めるととまらないですね。帰りの電車で読み始めて一気に読了です。

最初の序章からなにやら鬼気迫る恐ろしい雰囲気があります。犬はどこだもそうでしたがこの作者はおとなしそうな、でも芯が強くそこに立っているだけで威圧感を与える女性を書くのが上手ですね。主役達のその後を思うと自分が知らないだけで思いも付かないような体験をしている人が居るのだろうなあとふと思ったりもしました。面白かった…と言うか怖いお話でした。


2012年05月28日 | コメント(0) | ミステリー | 読み終わった (2012年05月28日) |

はるかな国の兄弟 (岩波少年文庫 85)

アストリッド・リンドグレーン イロン・ヴィークランド 大塚 勇三

/ 岩波書店 / 2001年06月18日 発売



図書館で借りました。思っていたよりもしんみりした切ない話でした。

結局彼らははるかな未来にたどり着いたのかそれとも過去なのか。なかなか判じがたいところではありますが兄弟二人なら耐えられるのか。俗物な自分なぞには耐えられそうに無いなかなか厳しい展開だなあと読みながら思いました。今度こそ彼らが平和な国にたどり着いたと願うばかりです。


2012年05月28日 | コメント(0) | 児童書 | 読み終わった (2012年05月28日) |

アーサー・ランサムのロシア昔話

フェイス ジャックス Faith Jaques 神宮 輝夫

/ 白水社 / 2009年04月 発売



これは面白かった!今までにない目新しいタイプの昔話です。図書館で借りたのですが文庫版だったら買ってもいいかな。

児童書というよりは多少大人向けかなあ。大体王女様に恋人が居たり、最後ハッピーエンドじゃない昔話とか斬新すぎですよ(笑)。「蜂蜜、蜂蜜といった所で口が甘くなるわけじゃない」なんて名言なんだろう!!

グリム童話で読んだことのあるお話と骨格は似ておりますがそういう細部が違っていて面白かったです。さすが、と言わざるを得ない感じです!!


2012年05月27日 | コメント(0) | 児童書 | 読み終わった (2012年05月27日) |

雪国 (新潮文庫 (か-1-1))

川端 康成

/ 新潮社 / 2006年05月 発売



国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった、という一文があまりに有名な本ですがずっと国境をコッキョウだと思っていたという恥ずかしい記憶があります。大分前に古本屋で買って置いてあったのですがようやく読みました。

文章は綺麗だし、情景が目に浮かんでくるような描写です。主人公も駒子さんも特に名前はなくても良いそういう状況で生きた人間の仮の名前なのかなあと読んでいて思いました。
駒子さんの情熱を向ける対象とその努力が徒労だ、と主人公が思い、それを共感することでしみじみと彼女に対する侘しい悲しみやせつなさがこちらにも伝わってくる気がします。
多分、駒子さんにとって主役の男は旅人の一人であり、過ぎ去っていく人間の一人なのでしょう。男がいい御身分だとか批判する事は簡単ですがそういう事をこのお話で書きたいわけではなかったのでしょうね。


2012年05月27日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年05月27日) |

中山星香セレクション 2 (プリンセス・コミックスα)

中山 星香

マンガ / 秋田書店 / 2012年05月16日 発売



その昔妖精国の騎士を全巻そろえた事がありました。あの話も長くてねえ…。終わりまでは読むか、と単行本を買っていたのですが結局主役二人のお話に決着がつかず、戦いは続く!!というような終わり方なのでこれ以上は付き合いきれん、と売り払ってしまいました。今回は番外編なのかな?と買って読んでみましたが違いましたね。

いわゆる正統派ファンタジーとはこういうものなのかな?今読んでもアイディアは面白いのですが何となく少女趣味だなあと思わなくもありません。エイリエルとエイリアンだっけ?の話は好きだったなあ。

妖精国はローラント王子とシェンドラ姫がくっつくといいなあと思っていたのですが結局どうなったのかなあ。シェンドラ姫は今でいう所のツンデレで可愛かった…。そのあたりは大いに気になるところなのですが。


2012年05月27日 | コメント(0) | 漫画 | 読み終わった (2012年05月27日) |

鏡の国のアリス (福音館文庫 古典童話)

ルイス キャロル ジョン テニエル Lewis Carroll John Tenniel 生野 幸吉

/ 福音館書店 / 2005年10月20日 発売



不思議の国の方は読んだことがあるけれどもそう言えば鏡の国は読んだことが無かったなあと図書館で借りて見ました。なんというのか難解な本でした。

子供だったらこのエキセントリックな展開についていけるのかな?感覚的に。英語のレトリック的なモノが分かったらもっと面白いのかな?とは思いましたが原文で読むのはそれはそれで難しそうですね。


2012年05月27日 | コメント(0) | 児童書 | 読み終わった (2012年05月27日) |

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 [DVD]

デイビッド・イェーツ ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボナム=カーター ロビー・コルトレーン

映画 / ワーナー・ホーム・ビデオ / 2011年11月16日 発売



ハリーポッターは原作を読んでいたので映画の最後ぐらいは映画館行こうかなあ~なんて思っていたのですが結局家のテレビで観賞。正直、原作読まないで映画だけを鑑賞されている方はコレでお話わかったのかなあ?と疑問に思ったのでこの評価です。

うちのテレビの所為なのですがハリポタは暗いシーンが多いので画面に埋もれてしまい誰がどこに居るのかわからないとか今何がどうなってるのかわからない、と言うシーンが結構あり苦労しました。でも映像ならではの対決シーンの迫力やなるほどこの魔法はこんな感じなのか、と一目瞭然なので助かった点も多々ありました。

まああの(無駄に長いところは)長い原作をよくココまで縮めたなあ~とは思いますがどうしてもエピソードを追いかけるのに精一杯だったのかな?と言う思いはぬぐいきれません。でもスネイプとリリーの回想はよかったな。ダンブルドアも映画の方がふてぶてしく悪びれない感じがらしくてよかったです。でもシリアスなシーンで光るロンのおとぼけやネビルの活躍が微妙な描かれ方で残念。銀行襲撃はもっとド派手でもよかったんじゃないか~と個人的には思います。それにしてもキャストも年とりましたね。お疲れ様でした、と言う感じです。


2012年05月25日 | コメント(0) | 漫画 | 読み終わった (2012年05月25日) |

フリーター、家を買う。

有川 浩

/ 幻冬舎 / 2009年08月 発売



少し前に話題になった本ですよね。確か映像化もされたのかな?図書館で借りて読みました。面白かったです。

最初の章を読んで、何この主人公、バカで甘ったれでどうしようもないな、と読み手に思わせたら作者の勝ちですね。そこから彼がどうしてどうやって家を買うまでたどり着くのか。読み終わるとああよかったねえと主役の肩を叩いてやりたくなる感じです。作者の思うつぼ、と言うか。

個人的にフリーターである主人公がどのように家を買うか、と言うお話だと思っていたのですが全然違いましたね(笑)まあ良い意味で期待を裏切られたというのか。サクサクっと読める面白いお話でした。人間、セカンドチャンスもサードチャンスもあるよ。ただ、自分でその目標にきちんと向かっていかなくてはね、と言うことでしょうか。


2012年05月25日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年05月25日) |

七つの人形の恋物語 (角川文庫)

ポール・ギャリコ 矢川 澄子

/ 角川グループパブリッシング / 2008年08月23日 発売



スノーグースが読みたくて図書館で借りました。
ギャリコはネコ物は色々借りて読んだのですが正直、猫モノよりもこの二作品の方が好みでした。

スノーグースは何故かトーベヤンソンのイメージで読みました。ありがちと言えばありがちなお話なのかもしれませんが絵的にも美しいし、お話も完璧ですね。あの幕切れだからこそ美しい。

そしてもう一つのお話も美しい。現実にこんな許す女の子はいないだろうと思うけれども、だからこそ美しいと言うか。現実世界のファンタジアとでも言ったらよいのか。悲しい人間が素直に優しい感情を他人に差し出せなくてもその代わりに代弁してくれる人形が居たと言うことか。きれいなお話でした。


2012年05月24日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年05月24日) |

魔界転生(下) 山田風太郎忍法帖(7) (講談社文庫)

山田 風太郎

/ 講談社 / 1999年04月15日 発売



図書館で借りて読みました。読み終わるまで随分時間がかりましたが面白かったです。それにしてもこの本のカテゴリはファンタジーで良いのだろうか…何と言えばよいのやら。

日本人なら誰でも知っている腕に覚えありの剣豪・武芸の達人たちのオールキャラバトル、と言うところでしょうか。ヒーロー側が一人なのは少し心細い所です。相手にとって不足なし、なのでしょうがもう一人ぐらい味方が居たらよかったのに。と、言う訳で男たちの熱き戦いはとても面白かったです。が。ヒロイン娘3人がなあ…。軒並み足手まといな感じで…個別認識出来ませんでした。しかもお色気サービスもなかったし。(笑)だったらお品さんの方がずっとヒロインポジションだし活躍しましたのでポイント高いかな(笑)


2012年05月24日 | コメント(0) | ファンタジー | 読み終わった (2012年05月24日) |



何故かいきなりお鈴ちゃんと鈴之助コンビが気になって再読。やっぱり面白いなあ…。

赤ずきんチャチャはアニメも面白かったですが原作のぶっ飛んだキャラとどこに転がっていくかわからないお話の展開がとても好きでした。


2012年05月23日 | コメント(0) | 漫画 | 読み終わった (2012年05月23日) |

人形芝居 3 (花とゆめCOMICS)

高尾 滋

マンガ / 白泉社 / 2008年09月19日 発売



この間、最新作が雑誌に描かれたらしいので単行本になるのが楽しみ。と言うわけで1~3巻探し出して読み直しました。この人の描く人物はふんわりした線で好きだなあ~。でもお話は別にふんわりなだけじゃありませんけどね。

2巻の嵐と静の生みの親の話が好きです。二人がどうやってであったのかも気になるところです。


2012年05月23日 | コメント(0) | 漫画 | 読み終わった (2012年05月23日) |

おいらんガール 1 (花とゆめCOMICS)

響ワタル

マンガ / 白泉社 / 2010年12月29日 発売



本屋で一話を立ち読みしてなんとなく1,2巻購入。
吉原や花魁モノはキラキラで綺麗なところだけ追っかけてればファンタジアな世界でいいやね、と言う感じかな。絵は綺麗だし本当にキラキラな世界です。倒錯チックな所がいいのかもしれませんが。

個人的には1巻のスポコン風目指せ花魁への道!!と言うようなノリの方が好きかな。でもその辺りリアルにやったらさくらんとかあるから無理なのか。続きを買うかは微妙なトコロです。


2012年05月23日 | コメント(0) | 漫画 | 読み終わった (2012年05月23日) |

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

三上 延

/ アスキーメディアワークス / 2011年03月25日 発売



この間出かけた時持っていた本があまりにつまらなかったので帰りの為に…と購入。なんかこの頃よく見かけるし話題の本ですよね。表紙の絵もキレイです。

読んだ感想は期待していたほど面白くは無かったですがそれほどハズレでもないなあ…と言うどっち付かずな意見です。主人公の立ち位置がいまひとつ良くわからないし本が好きなのに本が読めないと言う設定も何となく不自然だし、本を読めなくなった経緯もさらに微妙。ミステリー、謎解きはそこかしこに無理がある気がします。実際、お菓子をプレゼントする時モノにぶつけたからとその場で直そうとするかなあ…不衛生だな。箱の上に飾るならちょっとあの長さでは無理があるだろうし…。考えだすと主役のおばあちゃんもヘンだし、太宰の本を狙った男も大分ヘンですし。栞子さんも思い切りが良いのか悪いのか理解しがたい変な人だし。そう言われるとおばあちゃんは男性を見る目が無かったんだな…(笑)。ただ、本にまつわる話と言うと何となく、点が甘くなってしまう気がします。自分も読んだ本には思い入れを持つタチだからでしょうか。本が主役なんだ、と思えばいいのかな。

この本を読んで高校時代に家族でお邪魔した家のご主人が昔の本を集めていらして、その時アンカットの本を見せてくださったことを思い出しました。初めてそのような本を見たのでこれ、どうするんですか?と伺ったら一枚一枚、ペーパーナイフで切って読み進めるのですよ、と教えて下さり、今度いらしたときには是非切ってお読みくださいとおっしゃって下さったことを懐かしく思い出しました。新美南吉の赤い蝋燭と人魚だったかなあ。他にも私の知らない昔の本が色々ありました。あのご主人も異国の地で亡くなられてあの本達はどうなったのだろう?とふっと思ったりしました。


2012年05月23日 | コメント(0) | ミステリー | 読み終わった (2012年05月23日) |

ロビンソンの家 (中公文庫)

打海 文三

/ 中央公論新社 / 2005年10月 発売



以前ハルビン・カフェを読んで面白かったので図書館で借りて読みました。展開的にはそれほど目新しい筋では無いのですが登場人物がなかなか面白く、語られるお話が上手なのでついつい読まされてしまった、と言う感覚でした。

女性は商品だ、と言う一文はなかなか重みがありました。そして売春や娼婦と言う職業や概念は肯定しても自身の妻・娘をその立場に置くことは認められない。当たり前と言えば当たり前ですが。人間も基本的に女性が男性を選び、男性を頼らず子育てを行うのであればまた違った見解だったのだろうかと少し考えてしまいました。

後は全ての男は男に犯された方が良い。女性の立場が分かるから、とか中学生のポルノとかなかなか読んでいてニヤリとする場面が色々ありました。面白かったとも好きだとも言えないですがなかなか他にないような小説だな、と思いました。まあ最後の展開は正直、何であの子が?と思わなくもありませんが…

そして解説を読んでなるほど、ミセス・ロビンソンの家でロビンソンか!ユウリカ!!と言う感じでした。そういうセンス、好きだなあ。


2012年05月22日 | コメント(0) | 小説 | 読み終わった (2012年05月22日) |


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