- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784038500503
感想・レビュー・書評
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孤児院で育ったジュディは、評議員の支援により、大学へと進学する事が可能となった。
その代わり、評議員宛に手紙を書くことがその条件となる。名前も顔も知らない評議員をあしながおじさんとして、また家族として思い描きながら、ジュディは大学生活を送る。
始終、ジュディの手紙で物語は進んでいく。
あしながおじさんからの返事はなく、ジュディがひたすら大学生活の報告と、雑談を交えながら書かれた手紙は、
外国の女性ってこんな感じなのかな?と思わせるほどに、開け広げで大らかで、我が強くもあり。
もしこれが日本人だったら、なかなかこういう手紙にはならないかもしれない。
それはそうと、あらすじを知った状態で読むと、あしながおじさんの奮闘が見え、ちょっと面白くなってくる。
あしながおじさんの視点からの物語があればさぞ面白かろうに。
なんで手紙だけの、しかも自分からは返信しないって条件にしてしまったんだ‼︎とか思ってそう。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて読んだのは、小5。以来、再読する度、視点が変わる。自分も年を重ねて、いろんな見方ができるようになってるんだと、感じた。
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手紙なのに日記のような楽しさもあって、素敵な生活を送ったのだなあと感じ取れます。最後の展開は予想外できゅんとしました。
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こどもの頃に何度も何度も読んだ本。
最近ちょっとしたきっかけでまた手にとって読み進めている。この訳本でなんども目にしてきた言葉の調子は、わたしの中にふかーく染みついているものという気がする。
大好きな読み物。 -
一番好きな本!もう何回読んだか分からない位好き。
ジュディの辛くても前向きな姿勢にいつも励まされる。人生はマラソンに似ていて~っていう所がすごく心に響いて、私も日常の小さなことに幸せを感じられるようになりたいと思った。
当時の女子大生の生活も知ることができてとても面白い! -
読書好きの祖母からもらった小学生くらいからの愛読書。
手紙形式になってるのもおもしろくて夢中になって何度も読んだ。
たぶんこの本がなければこんなに本を読むことはなかったと思う…本を読む気力を取り戻したい時はこの本を適当にぱらぱらめくって、そうすると不思議と自分もジュディを真似てなにか読みたくなる、大好きな作品。
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あしながおじさんの正体を知ってからまた読み返すと違った楽しさが生まれます!
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いろんな版がありますが挿し絵そのほか一番翻訳物の中で忠実だと聞いた覚えがあります。
何度も読み返した大好きなお話。