- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039600103
感想・レビュー・書評
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今年はねずみ年ということで
図書館の絵本コーナーは
ねずみの本特集でした。
そんなねずみ特集のなかにあった1冊が
「ねずみのティモシー」です。
表紙のティモシーたちねずみの
かわいらしい姿!
ぬいぐるみとして
ありそうな感じでした。
中もかわいらしいお話かな、と思いきや
なんと科学が発達した世界で
人が見失ってしまったものを
思い出してほしい、という
切実な願いのこもったお話でした。
出版されたのは1975年。
現代にも通じる内容なだけに、
「人は45年も大事なものを見失い続けているのか…」としんみりしました。
疑問に思ったのは
なぜねずみのティモシーが
助けたのが子猫だったのだろう…
というところです。
ねずみだけの世界と思いきや、
他の動物も住んでいるの??
なにかここにも教訓がこめられているの??
と深読みしてしまい、
世界観がちょっぴり
わからなくなってしまったのが
残念でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ねずみのティモシーは発明家。
かわいいジェニーと結婚して5人の子供を産む。
ティモシーの機械の発明でねずみ社会の生活は便利になったけれど、ティモシー一家はお父さんが忙しいのであまり幸せではない。
そこへ、迷子の子猫が現れた。
ティモシーは猫を喜ばせる機会をどんどん発明するけれど、一向に喜ばない。
そこで家族に任せることに。
みんなに優しくされて心を開いた子猫。
ティモシーは人を思いやることを忘れていたことを思い出す。
それからは仕事もほどほどに家族と出掛けるようになったのだった。
「ねずみのティモシー」って聞いたことのあるタイトル。 -
小さい頃から大好きな絵本です☆
絵もお話も全てが大好き。
思いやりの大切さを教えてくれる絵本だと思います。