不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2006年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040670485
感想・レビュー・書評
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不可思議で可愛らしく、けれどリアルで時に不条理でもある名作童話です。「ムーミン」の作者ヤンソン氏の挿絵が味わい深く、直木賞作家でもある村山氏の訳文も癖がなく読みやすいです。
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少女のアリスが、次から次へと現れる不思議な生き物や出来事に出会う物語です。語り掛けるような文体とトーベ・ヤンソンさんの挿絵が似合っています。
素朴な文体の為か、詩のパートへとスムーズに読み進められました。想像を超えてくれる挿絵とパーティーメンバーの口調が新鮮です。 -
不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版) 作者であるルイス・キャロルの作品です。
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★★★★★
自分の本棚に置くアリスは村山さんの訳がいい!!
おじさん(お兄さん)が、お話してくれてる風な文章で、うんうんとうなずきながら読みすすめてしまう。
言葉遊び部分も村山さん訳はかなりおちゃめだった。アリスもおしゃまさんでかわいい。
帽子屋さんがマッドというか、田舎(大阪)のうるさいおっさんになってて笑った。他の方言もなんかしっくりきた。
挿絵はトーベ・ヤンソン。
小さな生き物たちがさすが!どこかのページでムーミンたちがひょっこり姿を見せそうではある。
…チェシャはちょっと、チガウ感がある。。
(まっきー)