ひとりぐらしもプロの域。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 319
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040681405

作品紹介・あらすじ

アメブロで超絶人気!
『半径3メートルのカオス』の著者カマタミワによる待望の初書籍!!

お風呂上りは干してあるパンツを「収穫」してそのまま履き、
渾身のつまみ、酒、DVDを用意して一人映画祭を執り行う。
スーパーの半額タイムでは、恋愛でも出ない勢いのアドレナリンを大噴出。

18年めになる一人暮らしのすべてをさらけ出しました。
オールカラー、大容量の176ページ! しかも描き下ろし100ページ超!!
ブログを熟読してきた人にもソンをさせない
読みごたえたっぷりの内容でお届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画というものに、もう10年以上触れていなかった私が、何となく最近小説が進まず、気晴らしに読めるものは無いかと探して辿り着いたこちら。表紙からしてタイトルからして面白そう。
    私はひとり暮らしではないけれど、解るわかるネタが沢山あった。まずはお風呂。たぶん、私もひとり暮らしをしたら、毎日のように色んな入浴剤を楽しみ、音楽をかけ、自分バスタイムを過ごすのだろう。一時、実際にお風呂で半身浴しながらアイスを食べるのにハマっていた時期もあった。
    そして次にルームウェア。これはズボラ星人が家で唯一可愛くなれるアイテム。だから私もルームウェアだけは何かと可愛いものを探し求め、一人テンションを高める。宅急便とか急に来ても、そのまま出られる可愛さがベストよ。
    そして次に、夏の天敵Gとの闘い。もうこいつは本っっっっっ当に!!!この世から虫全般消え去りたまえ!!!と毎年発狂してるほどの虫嫌いな私にとって、Gは天敵以外の何者でもない。しかし私は、得体の知れない足の多さの虫のが恐ろしい。蜘蛛、ムカデ...。大体奴らは皆、私が一人の瞬間を待ち構えていたかのように突如こんばんは〜する。誰かがいればひたすら絶叫して何とかして貰うところだが、私もいい歳だ、Gジェットを何度も吹き掛けながら逃げられるくらいならと、新聞紙でバチコーーン!!!とぶっ潰せるくらいに成長した。しかし死骸を掴んで片付けることが最大の恐怖であり、誰かが来てくれるまで転がしておく...。蜘蛛はエイリアン並に巨大なの以外は咄嗟に素手で潰す。奴らはとにかく素早過ぎるのだ、躊躇してああ何で叩こう...本で叩くなんて!!ぬいぐるみで潰すなんて!!可愛い私のコレクション達を手にしては躊躇してる間に逃げられる。
    ので、素手で潰す!!!ソッコー潰す!!!いやぁ強くなったもんだ、私(キラン)。
    そして私がこの世で1番恐ろしい生き物、それがトカゲやヤモリである。奴らは何故かいつの間にか毎年家の中に侵入している。流石にこれは私は叩けない!!どうしようもなく怖い!!世の中には愛好家としてペットとして飼っている方々もいるが、私は大好きな綾野剛さんがトカゲを飼い始めた日には綾野剛さんの写真すら見れなくなってしまう。日常写真にトカゲが現れる度に悲鳴をあげざる負えないほど、私は奴らが怖いのだ。だから綾野剛さん、飼うなら犬か猫かカピバラかうさぎでお願いします。
    ひとり暮らしだとどうしようもないよね。何でも屋に来て貰って外に出して欲しいの、本気で。本気と書いてマジと読む。
    そして次に自炊。ズボラ星人にとって、一人で食べる為にわざわざ凝った料理等作らない。だから簡単調理法は凄く参考になった。私はバジルが大好きなので、家庭菜園なんてのも楽しそうかもとちょっとだけ思った。
    そして最後に、ベッド。これは私も昔やらかした。もうヒビが入ってていつ私の全体重で破壊されるかわからない状態のベッドをギリまで使い続け、新しい綺麗な純白のベッドに買い替えた。あまりの嬉しさに早速飛び乗り、馬鹿みたいにトランポリン。ミシッ…
    ミシッ?!!
    そのベッドでも耐え続け、今は雑魚寝に変更している。

  • 読んで早々祭りのくだりが共感出来すぎる。私も安上がりなのかもしれない。
    たまに好きな食材を思いっきり買って食べるとか、
    何故かお菓子は肉などの食材と値段を比較しないとか、
    お風呂を非日常的な空間にして自分を癒すとか、
    映画を楽しむためにセッティングを細々とやるとか(私の場合は漫画だけど)、
    分かる!それいいよね!ってところが最初に来てもう感想書いてしもた。
    そしてお部屋お洒落!!素敵!
    インテリアは私も凝ってた時あったけどここまでオシャレに出来なかったな〜
    トイレも自分好みにできるって最高よね。

    ひとり暮らしのビフォーアフターも分かりすぎる。怖い話だけ一向に耐性つかないよね。でも見ちゃうんだよね。

    人生シュミレーション、私もやろっと。
    家計簿の楽しみなんてどの本にも書いてない気がするから、すごく勉強になったなぁと思ってたら
    ラストの出会い系の日々で笑った。カマタさんセンスありすぎだわ。

  • 自虐すぎず、病みすぎず、下品すぎず。
    ちょうどよかった。

  • Twitterで気になっていた作者のコミックエッセイ。
    自分らしく生き生きと一人暮らしを満喫している様子が描かれており、面白かった。
    ズボラ料理やおひとり様老後問題など、気になるトピックスが満載。
    気楽に読む漫画としておすすめ。

  • ひとり暮らしを楽しんでるのが伝わってくる。失敗談も描かれてて勉強になるわ。
    上映会が楽しそう。徹底的に準備した上映会をやってみたい。

  • ほぼマンガなので、あっという間に読み終わりました!クスッと笑える内容もあって面白かったです!!!

  • 面白かったです
    好きな食べ物用意してひとり上映祭とか、私も気合入れてやってみたい。
    作者さん、おそらく美人だろうし、面白い人みたいだし、友達たくさんいて毎日楽しそうでうらやましい。
    風邪のとき用意したらいいもの一覧は参考になりました。
    バジルは私も育ててみたい。

  • ひとりぐらしもおもしろいよな〜!と思わせてくれる楽しい作品。また読みたい

  • 一人暮らし楽しみだなあ
    節約と料理趣味になりそう

  • 一人暮らしあるあるーな感じもありつつ、色々参考になる部分もあったり。そうそう、病気になった時困るとけど、それもレベルアップしちゃうよねーみたいな話とか。健康でいるには、自炊大事なのかな、と思わされる。

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著者プロフィール

東京都在住のイラストレーター。忘れられない人や出来事をマンガにしたブログ『ひとりぐらしカマタミワの半径3メートルのカオス』が大人気。Ameba公式トップブロガー。著作に『ひとりぐらしもプロの域』『ひとりぐらしも神レベル』『ひとりぐらしも極まれり』『半径3メートルのカオス』(いずれもKADOKAWA)がある。

「2022年 『気づいたら独身のプロでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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