いのちの車窓から

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 385
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040690667

感想・レビュー・書評

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  • 初めて源さんのエッセイを読みました。
    俳優としても音楽家としてもとても大好きな方なんだけど、本書を読んで更に好感が持てました。
    不真面目さと真面目さのバランスがいい!

    文章を書くのが苦手だったとありますが(了解でう、に笑ってしまった!そういう転げ回りたくなるほど恥ずかしいエピソードって自分にもあるある!)、とても読みやすかった。

    追記。
    源さんが影響を受けたという宮沢章夫さんの牛への道を読んでみた。
    文の書き方とか文章構成とかすごく似ていて、参考にされたことがよく分かる。
    そしてこちらもすごく面白かった!

  • エッセイ集。
    多方面に活躍されている星野氏の本音(おそらく)がつづられております。

  • 星野源という存在を知って、彼の仕事を見てきた。
    ドラマの「真田丸」「逃げるは恥だが役に立つ」、音楽は「SUN」「恋」…
    その頃に書かれたエッセイで、どういう心境だったのかが書かれていて、興味深々で読んだ。
    読みやすくて面白くて、やっぱりこの人の書く文章が好きだなあ。

  • 「そして生活はつづく」を読んだ後に期待して読んだためか、ちょっと求めてるものと違った感じ。
    もっと崩れてて、カッコ悪いテイストの星野さんエッセイを期待してたから、全体的におとなしくてきれいにまとめられてて、ちょっと寂しかった。
    闘病後に出されたエッセイだから、あえて真面目テイストで全体的に書いたのかもしれないけど。

    創作に対する熱意や、日々の暮らしの星野さんの切り取り方が垣間見られたのは、キラキラの素を見せてもらえてよかったと思う。
    ただ、時々ダメダメなテイストもまじえて、もっとカオスにしてもらえたら、なお星野さんの魅力が詰まった一冊になったんじゃないかなぁ。
    真面目テイストとイラストがなんとなくちぐはぐで、それもまたしっくりこなかったー。

  • 源ちゃんの本は、笑えて、ホッコリして、ホロっとくる楽しい本でした♡
    真面目なお話もあるんやけど、源ちゃんの優しさがたくさん詰まったステキな本でした‼︎
    エッセイなので読みやすいし、ぜひ‼︎っとお勧めしたい本です!
    ただ、電車で読むのはお勧めしませんwだっきっと一人で笑っちゃうからw

  • 若い頃は、色んな人のエッセイを読むのがとても好きだったのに、歳をとってからはあまり読まなくなった。おそらくだけど、若い頃は、自分の知らないことを人の目を通して知ることに貪欲になれたが、歳をとって色んな経験をしてしまうと、人の体験に新鮮さとか驚きを感じることが少なくなってしまったせいでは、と思っている。まったく不遜で困った人間だと思わないでもない。でも、全く読まなくなったわけじゃなくて、時々は手を出してみる。
    星野源は、ある日突然自分の前に現れたような人である。ファーストコンタクトは、ドラマの主人公の役を演じていて、言っちゃ悪いが、イケメンでもないし、カッコいいわけでもないのに、なぜこんな人が主役?と訝ったものだ。そのうち実は音楽家でもあり、えらく才能に恵まれた人なんだなと理解し、それでも特にファンにもなっていなかったのだが、ドラマや歌番組への露出がすごすぎて、文章まで書いているので興味はあった。
    このエッセイは、とても面白かったのが、特に興味深かったのは、こういう自分よりもずっと若い人が、自分らが若いころに親しんだ洋楽をどう捉えているかという点。あとは、役者、音楽家として才能を持つ人の感性ってこういうものかと面白かった。語り口が柔らかく、内面にちょっと暗かったり、ネガなものもあるのだけれど、暖かい優しさが常に行間から滲み出ていてトゲや毒がないのもよかった。

  • 源さんの文章は、すいすいと読ませてくれます。多才です。

  • 2018/06/05 読了。

    図書館から。

    本誌で読んでいた回もあったが、
    おもしろい。淡々と綴られているようで、
    星野源がどういう考え方でこういう人ですよってのが
    ほんわか伝わる気がする。

    穏やか。

  • メールが下手だからエッセイの連載を課したって、発想かステキ

  • 星野さんのエッセイはとても読みやすい。

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著者プロフィール

1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『SUN』『恋』『ドラえもん』『アイデア』『創造』『不思議』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第 9 回伊丹十三賞を受賞。

「2022年 『いのちの車窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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