半翼の逃亡者 (富士見L文庫)

著者 : 永野水貴

• KADOKAWA/富士見書房 (2015年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[海さんの感想 · 2015年11月4日]

逃亡しているせいか関わる人間が少ないのがもったいない世界観。
誰が犯人なのかという謎の他に、南北の諍いの原因や固執した考え、恋愛など要素が多くて読んでいて楽しい。一冊で綺麗に終わっています。

[Ｎａゆきさんの感想 · 2015年10月10日]

終わりまで読んで、もう一度プロローグ部分を読み直してプロローグにいた人物たちの関係がようやく、私の頭の中で鮮明になった。途中までプロローグのことをすっかり忘れて読んでいた。プロローグは物語の鍵をにぎる大切な部分だった。ラストは少しせつないけど希望はある。

著者プロフィール

2009年『真紅の式使い』（一迅社文庫アイリス）にてデビュー。主な著作に『白竜の花嫁』シリーズ（一迅社文庫アイリス）『引きこもり英雄と神獣剣姫の隷属契約』（ＭＦ文庫Ｊ）など。

「2018年 『太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です』 で使われていた紹介文から引用しています。」