冴えない彼女の育てかた 11 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 340
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040720760

感想・レビュー・書評

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  • メインヒロインがついにデレ始めたので物語もいよいよ佳境? 

    流れに逆らおうとするメインヒロインの姿が他のヒロインとは違うためでしょうか。ゲームシナリオのために手探りで進める恋人のやりとりはスローテンポで心地よく、それでいて初々しかったです。そのため読者のこちらもいつも以上に前のめりで気味で読み進めることが出来た巻でした。次巻はアニメ第2期頃の刊行でしょうか? 

  • 評価:☆5

    ※発売直後の為ネタバレ注意




    順調に進むシナリオ執筆。
    遂にメインヒロイン叶巡璃ルートまできたが、「メインヒロインが主人公を意識する」というイベントの執筆で筆が止まってしまう。
    筆が止まるのは何故か、そして悩んだ末に倫也が頼るのは…という巻。

    いやもうね、あらすじの段階でニヤニヤ出来るのは確定なんですがその遥か上を超えていきましたw

    "……ただ、二人がお互いを大好きだってことが、あからさまに透けて見えるだけ"

    これね!この巻を表す一文だと言ってもいいでしょう。
    顔から火が出そうになるぐらいの甘いやり取り…勿論名目上はシナリオのブラッシュアップの為なんですが、「もうお前らお互いのこと好きなんだろそうなんだろ!?」と言いたくなるぐらい感情を曝け出していてニヤニヤが止まりませんでした。

    加藤はずっと(と言っても最近はそうでもないけど)フラットで通してきたからこそ、普通の恋する女の子のような感情を見せられると破壊力が半端じゃないんですよね。

    「別に、告白なんていらない。ただ、ほんのちょっと、好きになるきっかけでいい。何気ない言葉が、欲しいの。え?そんなんで好きになっちゃうんだ……って、そんな言葉が、欲しいの」

    どこまでがシナリオの話で、どこからが本音なのか。
    この話の作り方はゲーム作りをテーマにした冴えカノならではですが、直接的なやり取りを避けていることでシナリオに乗せてより感情が浮き彫りになっているというか。
    いやもうどこからどう見ても全部本音なんですけどね!w

    「どうして、わたしの目の前に、いてくれないのかなぁ……」

    最後の挿絵なんかは悶絶もの!
    次巻は物語の"転"みたいですが、もうこのまま恵√一直線で良くない?ww
    と思いたくなるぐらい素晴らしい巻でした。

  • 11/21に買ってさくっと読了。なんだこのリア充ども(笑)いちゃいちゃばっかり,で終わりますwww。とまれ,ラストで暗転。丸戸版君望にでもするのかしら?

  • 悶絶。これはもう、ちょっとすごすぎる域に来ちゃってるんじゃないだろうか……





    恵推しで良かった。

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著者プロフィール

小説家/脚本家。小説デビュー作『冴えない彼女の育てかた』(ファンタジア文庫)では、原作のみならずTVアニメ・劇場版のシリーズ構成並びに脚本も担当。

「2022年 『冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 下 Fine.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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