百花宮のお掃除係 2 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。 (カドカワBOOKS)
- KADOKAWA (2020年8月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040737560
作品紹介・あらすじ
中華風の異世界に転生し、後宮でのお掃除生活を満喫していた雨妹は、庭でやせ細った子どもと出会う。皇帝の息子にもかかわらず酷い扱いを受ける子に違和感を持ち、その原因を探ることにしたが……
感想・レビュー・書評
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後宮の掃除係の雨妹(ユイメイ)は、とにかくいろんな事件に出くわす。ほとんど背後にろくでもない皇太后が見え隠れしている妃嬪たちの厄介ごとだが、あれやこれやするうちに解決してしまう。度胸たっぷりだが、甘い物には目がない雨妹が面白いかも。今回は何度も皇帝が登場するが、まあ以後、いろいろ関わって来るんだろうな。雨妹の父親らしいから。
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お仕事しながら病気がらみの問題解決するパターンで、今回もサクサクと楽しめます。主人公の雨妹は出自が皇帝の娘で、それを周りの人も(偉くて雨妹に好意的な人達)気づいていながら見守って自由に宮仕えさせているスタンスが安心して読み進められますねー。このお話はもう少しときめき要素があれば完璧なんですが。王立彬に頑張って欲しい。3巻以降に期待。
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着実に色んな関係性が広がったり深まっていく様子が丁寧に、かつテンポ良く描写されていて面白かった。
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あくまで後宮ウォッチャー
1作目以上に面白かったです。
皇帝の子2人が女官に虐待されており、雨妹ちゃんが救おうとがんばります。
そのせいか皇帝の登場が多かったです。
「雨妹」の名前の由来を聞くシーンはちょっと泣けました。
味方がどんどん増え、おやつをくれる人も増え、読んでて楽しいです。 -
女官たち横柄