おいしいベランダ。 あの家に行くまでの9ヶ月 (富士見L文庫)

著者 : 竹岡葉月

• KADOKAWA (2020年11月14日発売)

作品紹介・あらすじ

まもりと葉二（ようじ）は婚約者となった。同時に葉二は仕事のため神戸に、まもりは大学卒業まで関東で暮らす遠距離恋愛に！
　これまで通り一緒にご飯を食べられないぶん、食べたものを報告しあいましょうね……って、さっそくトラブル発生ですか!?
　両家の顔合わせをきっかけに、急ピッチで結婚式準備や卒論、就職準備をするまもりは大わらわ。けれど、神戸で過ごす葉二にはその焦りや悩みが上手く伝わらない。
　さらには、葉二の自宅とつながっているはずのビデオ通話に、見知らぬ女性が映り込み――!?

感想・レビュー・書評

[美優さんの感想 · 2024年2月15日]

まもりと葉二は婚約して遠距離恋愛に。遠距離恋愛の難しさとそれに加えて結婚式の準備など慌しい展開に心配したが結局2人らしい結末にホッと安堵した。次回からは神戸編、楽しみです。

[ねねさんの感想 · 2023年6月6日]

まりもの大学卒業まで、神戸と練馬での遠距離恋愛。
そして両家顔合わせと結婚式準備、卒論、就職準備と、怒涛の日々に。

前巻で葉二を少し見直したのだけど、文字でのやり取りでまた少し株を落とす。
もっと言い方あるでしょ、とちょっと思ってしまい、まりもに同情。
この2人、本当に遠距離ダメだな…と感じつつも、葉二の危機察知能力と行動力で回避。

まりもと茜は意気投合しそうな気配。
2人で葉二を丸め込む日も近いか？

[りかさんの感想 · 2022年10月11日]

それぞれに程よい距離感がある。
お隣さんからスタートした2人は近い距離感が最適なのかもしれない。

[ツンさんの感想 · 2020年11月14日]

遠距離は辛いよね。。でも、ついに結婚！
次が最終巻だというのは残念だけど、二人の新婚生活が見ることができるのは嬉しい。

[ゆうなさんの感想 · 2023年8月29日]

なんだかハラハラした1冊でした。近くにいた人が
すぐに手の届くところにいない寂しさや、ちょっとしたやりとりに裏を読みまくってしまう気持ちなど…

お隣の夏葵君の短い片想い…のくだりも良かった。

次が一応、完結編みたいで惜しみつつ読み始めたいと思います。

[ユナさんの感想 · 2023年6月4日]

遠距離恋愛ならではルール
まぁ～方や仕事で超大変だから細かいことは出来ないよね
でもやっぱり食になるのね
まぁ～身体が資本だから食は大事にしなきゃね
顔合わせも終わったけど式を早くするべきとお母様方が張り切ってる
それは本人にやらせてあげようよ〜
本人の希望が有るんだし
しかも方や神戸だから負担は実質一人でしょ?
それは辛すぎるよ
まぁちゃんと来て話しを聞いてくれてキャンセルしてくれたから良かったけど
無事卒業してそのまま婚姻届け出して引っ越しかぁ〜
これからも大変だけど頑張れ!

[葉月さんの感想 · 2022年8月24日]

離れて不安に思う気持ち、やる気がなくなっている頃に隣に越してきたかつての自分を思い出すような後輩との出会い。
顔合わせで式の件で盛り上がる親族。
マリッジブルーのまもり。
その時の葉ニの対応羨ましい。

[さかなさんの感想 · 2022年7月20日]

最終巻か？と思ったけれど、まだあるらしい。今回は美味しさちょっと控えめな気がする。
2022/7/20

[りんご花さんの感想 · 2022年3月8日]

マリッジブルーになるまもり。結婚式は一生にだいたい一回なので、やっぱり満足いかないとなかなかね。式は置いといて無事籍を入れるところまできました。最終巻はできなかった式が挙げられるといいね。

[海さんの感想 · 2022年3月1日]

葉二のポンコツ感が凄い。もちろんちゃんと決めるところは決めてくれているけど、もうちょっとまもりに寄り添っていて欲しかったかな。

著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA）など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生２ お友達から卒業しますか？』 で使われていた紹介文から引用しています。」