読書状況 読み終わった [2017年12月2日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2017年11月29日]
カテゴリ 小説

遠い世界の涯にある、こころもとないささやかな流れが聞こえてくる静かな話。
母と娘の小説であり、姉と弟、兄と妹の小説でもある。
家族愛なのか、恋愛としての愛なのか。
そもそもその愛に違いはあるのか。川のようにその愛は静かに繋がっている気がする。
その静かに繋がった愛は、執着の気配が強く4人ともそれが色濃い。
血がつながっていても、一緒に暮らしていても、隣にいることができるささやかな幸福が一番怖い。
ママは強い後悔があるからこそ後悔せずにただ生きろと言うし、
パパは悲しい時に同じくらいの安堵感を感じて、深い悲しみの中で逆に泣けないし、
陵は否定すればするほど意味があると肯定しているように感じるし、
都はひたすらにあの夏の日に捕われて開けられない箱を大切にしている。
否応なしに自分の気持ちを支配できずに、ママや陵はほかの人を魅了するけど、パパや都は仄暗い執着を感じる。
パパが魅力的だった。

2017年11月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年11月26日]
カテゴリ 小説

本を読みたくなる優しい言葉選び。
誰のことも傷つけない文章で心地よかった。
恥を曝して自分の思いを露呈することで、自分を保っていくことが出来る気がする。
だから、誰かに喋りたくなる。
小説は追体験することで自分が知らない世界を体験できるし、体験した自分の思い出が一気に蘇ってくることがある。

2017年11月26日

読書状況 読み終わった [2017年11月26日]
カテゴリ 評論

毎日おかえり。
毎日顔をお互いに見せる。
毎日一緒にごはんを食べる。
この3つのルールだけで人は生きていける。
救いでしかない呪いの言葉があれば自分を認めていける気がする。

2017年11月23日

読書状況 読み終わった [2017年11月23日]
カテゴリ 小説

何者でもない、だけどいつか何者になれると信じている女の子たち。
いつか時間が経てば理想の自分になれると、せめて及第点の自分になれると無条件に信じている。
いつからかその気持ちは疑惑になり、不安へと変化していく。
天国だろうが地獄だろうがどこまでだって行ける強い自分だった記憶があって落差があるのと、そんな記憶もなく安定した低空飛行の人生ならどっちがいいんだろう。

2017年11月23日

読書状況 読み終わった [2017年11月23日]
カテゴリ 小説

不毛な男が作る絶品の料理たち。
杏二は自分で選んでいるようで、結果的にはみんなから置いて行かれてしまう。
結局杏二が本音を言えるのはMに電話をする屋上だけだ。
本音を全く見せない不毛な杏二を女たちは通ることで、一歩先に行っている気がする。
そして杏二は置いて行かれる不毛な男に拍車がかかる。
杏二が本音を見せるMである麻友も結婚直前に稔が去ってしまう。
ある意味麻友は杏二に限りなく近い愛がわからない存在。
いつか電話だけでなく麻友を目の前にしても杏二は本音を言えるような、不毛さを無くしたある側面では魅力を無くすことを願ってしまう。

2017年11月12日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年11月12日]
カテゴリ 小説

人に恵まれると何事もうまくいく。

2017年11月11日

読書状況 読み終わった [2017年11月11日]
カテゴリ 小説

みんな少しずつ狂気を孕んでいて世界はできている。
愛が深ければ深いほど醜さが大きくなって、だけど悲しみがある方が魅力的という切なさ。
くちなしの主役は妻であるように感じた。
一番好きだったのは「愛のスカート」。
トキワの好きな人しか目に入らない残酷さは才能も相成って魅力的に映ってしまう。
ミネオカの感じた反する感情が一緒に芽生えた初恋は、変わらないトキワの姿で再燃する。
トキワが自分の本音を言った言葉はミネオカには残酷に刺さり、背中に伸ばした手は触れずに宙を握るしかない。
受け手の無い愛で世界は彩られていく。

2017年11月10日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年11月10日]
カテゴリ 小説

不安定な母と娘の関係。
違和感を感じることが結果的に疎外感へと繋がる。
同じように育ったはずなのに結衣子へと万佑子への愛情には差がある。
常に劣等感を抱いた自分が感じる違和感は純粋な違和感とは少し異なるかもしれない。
血の繋がりと過ごしてきた日々は一体どちらが重要になるんだろう。
そういう意味でも本ものはわからないまま。

2017年11月9日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年11月9日]
カテゴリ 小説

大切な人の美味しい顔は自分を救ってくれる。
蓮さんとミケさんの関係性が気になる。

2017年11月4日

読書状況 読み終わった [2017年11月4日]
カテゴリ 小説

嘉信さんが語る謎に対するネガティブな推理と、
嘉信さんの語らない幼い頃に起因するであろう歪んだ理由。
ラストシーンを含めて語らない、想像させる余韻があった。
最初は楽しくネガティブな推理に付き合っている智花の心の変化、その変化に伴う嘉信さんの思考が面白かった。
嘉信さんがかっこよかった。

2017年11月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年11月4日]
カテゴリ 小説

時を経て未来へと繋がって、助けたいと願ったあの気持ちがいつか自分をも救ってくれる。
自分を認めてくれる人がいると思うだけで、未来で待っててくれる人がいるだけで、今この場所で戦うことができる。
死ぬ直前まで弟の願いを叶えるオオカミさまの思いは弟のためだけの願いという事が差し迫って、結果的にはみんなを救っているように感じるし、
スバルは時を経てマサムネの吐いた嘘を本当にしてくれる。
こころが必死に助けたアキが、未来ではこころだけではなくみんなを救ってくれる。
そしてずっとこころが願っていた願いが、弟へのオオカミさまの甘さで叶えられる。
記憶が残っているのはリオンだけというのが、姉弟の関係も表れていて感動する。

2017年10月30日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年10月30日]
カテゴリ 小説

羽生善治の視野の広さに圧倒された。
「美意識」の根底にある「安心」「安定」と「組み合わせ」、わずかな「破壊的イノベーション」、そして「時間の流れの文脈を読む能力」。各々相反するものであるようであって、相反するからこそのバランスが「美意識」に繋がっているのかもしれない。
だから美意識は時期によって大きく変化していく。

2017年10月24日

読書状況 読み終わった [2017年10月24日]
カテゴリ 仕事関係

好きは絶望で、絶望の先には神さまがいて、同じところには憎しみもある。
好きからも憎しみからも神さまからも逃げたいのに、
何故かそれは追いかけてくる。
相反する気持ち達は常に近くにあって、誰よりも自分を惑わせる。
その不幸が紗沙羅が神聖化して、ニノは憎いはずの父親である香さんを神聖視する。
神さまに選ばれたくないのに選ばれて、結果的に救われない子供として選ばれる。
不幸が神聖化させるのは理不尽で、切実で、不条理だと思う。

2017年10月23日

読書状況 読み終わった [2017年10月23日]
カテゴリ 小説

好きな小説の好きなフレーズが多くあった。
一言でその小説は蘇ってくる。

2017年10月22日

読書状況 読み終わった [2017年10月22日]
カテゴリ 小説

口に出せない願いこそ差し迫ってくる。
宗介の本当は束縛したい、近くにいて欲しいという出会って惹かれた理由とは真逆にある願いを隠しつつ、
それが払拭される日を待ちながらぶらことの結婚を望んでいた。
必死に自分を抑えようとしているかっこつけてる宗介がかっこよかった。
名古屋という街を表すというのが印象的。

2017年10月19日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年10月19日]
カテゴリ 小説

絶望の中で感じる幸福感。
怖いからこそ救われるし、死が横にあるからこそ大切にできる。
椎名さんの不安定な優しさがかっこいい。

2017年7月20日

読書状況 読み終わった [2017年7月20日]
カテゴリ 小説

拡散されていく瞬間的な自分のストーリー。
言葉でつながっていく新しいコミュニケーション。

2017年6月27日

読書状況 読み終わった [2017年6月27日]
カテゴリ 仕事関係

映画じゃない、その反骨精神のようなものが魅力。

2017年6月23日

読書状況 読み終わった [2017年6月23日]
カテゴリ エッセイ

常にみんな劇場の中に立っている。
才能がなくても否応なしに。
沙希は歪な言葉でも伝わってしまう存在で、永くんはそこに甘えている。
本当はバランスの取れている永くんはアンバランスでいる自分を才能があると思い込もうとしている気がする。
どこまでも落ちていっていいと思いつつも、幸せにしたいと思うのに傷つけてしまう。
当たり前だからこそできないのかもしれない。
最後の向かい合うシーンが印象的。

2017年5月21日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2017年5月21日]
カテゴリ 小説

出会うべき人と出会う奇跡。
誰かが迎えに来てくれると思うと頑張って生きていける。
繋がりは印で安心する。こうやってみんな繋がっていく。

2017年5月14日

読書状況 読み終わった [2017年5月14日]
カテゴリ 小説

選んでも選んでもずっと続く岐路。
想像によって人は理想的に広げられる。
だけど本当は広がってなくて、一瞬一瞬の積み重ね。

2017年5月6日

読書状況 読み終わった [2017年5月6日]
カテゴリ 小説

甘くておいしいは本でもケーキでも幸せ。

2017年5月6日

読書状況 読み終わった [2017年5月6日]
カテゴリ 小説

自分を崩す相手は必ずいる。
雪夜にある落差は魅力的。

2017年4月22日

読書状況 読み終わった [2017年4月22日]
カテゴリ 小説
ツイートする