読書状況 読み終わった [2024年5月12日]
カテゴリ 小説

小市民シリーズ完結作。
番外編はあったけど10年以上ぶりの続きが出て本当に嬉しい。
小鳩くんも小山内さんも変わらないし、そしてどこか少し変化している。
季節限定で高校で終わりかと思っていたのに、その変化によって二人の関係はまだ続いていきそうな気配がある。
ただその気配も絶妙で単純に一緒にいることを約束するわけではないのが心地よい。
車の中から見えた二人は本当に幸せそうだったような気がする。それが多分二人の変化なのかもしれない。
ラストの二人で大晦日から正月の深夜に話す場面も印象的だったけど、体当たりして転がした小山内さんの怪我を心配して謝る小鳩くんが印象的だった。
完結が読めて嬉しい。

2024年5月10日

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読書状況 読み終わった [2024年5月10日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2024年5月9日]
カテゴリ エッセイ

読書状況 読み終わった [2024年5月8日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2024年5月1日]
カテゴリ 小説

才能があるかもわからないし、何の才能があってほしいのかもわからない。だけど何者かになりたいと思っていた大学生の日々。
自分ではわからないから人にその判断を委ねてしまうけど、それにも納得できない溢れ出しそうなプライドと自意識が爆発する。
欲しいものがわかっても、人から見たら手に入ってるように見えても、みんなもがき苦しんでいる。
その苦しさの中で信じられるのはたかちゃんにとって星子と微かに触れ合う手の甲のぬくもりだけというのがとてもよかった。
たかちゃんと星子、道子ちゃんと準、小林さんと角田の関係が好きだった。
準の高校の頃の俺じゃないのかと思うシーンと道子ちゃんがデジャブになるシーンが印象的。
アズマくんの飄々とした雰囲気も好きだった。

2024年4月28日

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読書状況 読み終わった [2024年4月28日]
カテゴリ 小説

ゴッドタンを好きでずっと見ていて、ウレロ、SICKS、ご本出しときますね?、あちこちオードリー、トークサバイバー、LIGHTHOUSE…と楽しんで見ている。
それは星野源の言うようなビジネスのドライな側面と関わる人のウェットな側面の両方を俯瞰で見るバランス感覚が面白さに繋がっているようにも思う。黒沢かずこの言う一見クールに見えて実は熱いにも通ずる。
多くの芸人から信頼される距離感と情熱とドライさがあってこそかもしれない。

2024年4月27日

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読書状況 読み終わった [2024年4月27日]
カテゴリ 雑誌

最近人の部屋のインテリアや間取り、料理を見るのにワクワクする。
自分に合ったやり方や量、並べ方を考えるのも楽しい。

2024年4月27日

読書状況 読み終わった [2024年4月27日]
カテゴリ エッセイ

メイちゃんに幸せになって欲しくて、それはメイちゃんが幸せだと思う幸せになってもらいたい、という涙が出るほど切実な強さに圧倒される。
誰かの幸せをここまで願って、だけどバイト仲間という軽い関係性であるというのがとても良かった。

2024年4月18日

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読書状況 読み終わった [2024年4月18日]
カテゴリ 小説

ずっと気になってた本やっと買った。
具体的な商品を参考にするよりも、考えを参考にしたいと思った。
プロのことはプロに聞くのが1番で、そういうことに敏感な自分でありたいと思った。

2024年4月17日

読書状況 読み終わった [2024年4月17日]
カテゴリ エッセイ

今の自分というよりも、いつか未来の自分を救ってくれる予感がして手元にずっと置いておきたいと思うのは初めてだった。
高村さんのように諦めの気持ちから選んだもの、選ばざるを得なかったと思うものはいくつもある。
だけどそれで納得したつもりになってるだけで実際はまだ諦めきれてないことを絶望でなく希望のように感じることができた。
それは高村さんが伊東くんとの生活の中で、人との生活も自分の生活と同様に慈しむことができることを感じる場面から。
おいしいを分かち合えることはすごく嬉しくて、だけどそれができなくても知りたいと思う相手もいる。
簡単に優先順位はつけられないし歳を重ねるごとに複雑になっていく。その複雑さも含めて知りたい相手が伊東くんにとっては華だった。
相手との関係性のことを思って、好みそうな料理を作ることも研究のことを話さずに化粧してワンピースを着ることだって悪くない。

2024年4月8日

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読書状況 読み終わった [2024年4月8日]
カテゴリ 小説

短くて読みやすい短編集。
なんとなくあたたかくて、なんとなく切ない。

2024年4月8日

読書状況 読み終わった [2024年4月8日]
カテゴリ 小説

前作で櫂が書いてくれた『汝、星のごとく』を読むことでいつでも暁海は軽やかにそちら側にいけると思った。
『星を編む』ではこちら側にいる暁海がずっと櫂中心に生きているわけではなく、だけど甘い棘にとして抜けない生活が描かれていた。そんな櫂も含んだ暁海と北原先生の緩やかに進む関係がとても心地よかった。
正しさだけで人は救われないし、北原先生のように善人である親に言葉にできない思いを抱えていて結果自分も同じように自分の人生を破壊するカードを他人の救いのために切るような選択をする。
その結果が結と名付け、愛媛に来て櫂や暁海と出会い、暁海と喧嘩をできるような関係へと変化していく。
どんなに傷ついても、どんなに辛くても生活は続いていく。それは決して悪いことではなく、幸福の形も人から決められるようなものではない。

2024年4月7日

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読書状況 読み終わった [2024年4月7日]
カテゴリ 小説

廣瀬くんと華さんとの関係性が好きだった。次に進んだ2人が見てみたい。
2人は気付きや発見、自信を与えてくれる人として、何をしてでも傍に居させてほしい、この手でしあわせにさせてほしいと頼み込むような相手と出会えたのかもしれない。

2024年4月6日

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読書状況 読み終わった [2024年4月6日]
カテゴリ 小説

好きと苦手に関する話が今の自分にはとてもしっくり来た。怒られたくない、恥をかきたくないと諦めてきたものがある。それが私の救いになることもきっとあると、辻村深月の言葉を読むと信じることができる。
誰かを勇気づける言葉で傷つく人もいる。褒め言葉を素直に受け取れないのは、褒め言葉として発されているけど自分にとっては嫌なものとして響いてしまう時があるから。だからこそきちんと褒めてくれたと感じる言葉に対しては謙遜せずに素直に受け入れたい。
チヨダ・コーキを尊敬する辻村深月の姿勢に救われている。物語には祈りが託されている。売れてしまった時の悲しさと切なさは自分だけの宝物が奪われたような繊細な悲しさがあるから。だからこそこうやってあなただけのために書かれたものだと感じてもらいたいと思って書いているという言葉に救われる。
それは東京ドームで聞いたおまもりという言葉に1番近い気がした。

2024年4月5日

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読書状況 読み終わった [2024年4月5日]
カテゴリ エッセイ

ついてない携帯ショップの店員と愛想のない茶問屋の若旦那である吉平の関係性が心地よかった。お互いに意図せずに相手のことを救う言葉を口にしている。
そうやって救われるのも自分の中で大切なものを集められているからのような気もする。孝晴も言うように自分の好きなもの、大切なもの、知りたいことを集めて、使おうとするけど不安で、その不安に寄り添った言葉に救われるように思った。

2024年4月4日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年4月4日]
カテゴリ 小説

3人で会話するのは難しく感じるのに、この軽快な心地よさがうらやましく感じる。
気ままなおしゃべりは楽しくて、永遠に続いてほしいと思ってしまう。
宮藤官九郎+古田新太、大久保佳代子+小木博明、阿川佐和子+平野レミが特に面白かった。

2024年4月1日

読書状況 読み終わった [2024年4月1日]
カテゴリ エッセイ

自分の好きをこんな風に魅力的に話せることに憧れる。
こんな風に語れると好きが伝わる。
特に好きな小説の『真綿荘の住人』について書いてある書評が好きだった。

2024年3月27日

読書状況 読み終わった [2024年3月27日]
カテゴリ エッセイ

これからも楽しく読書を続けられる自分でいたいと思える1冊だった。

2024年3月16日

読書状況 読み終わった [2024年3月16日]
カテゴリ エッセイ

ネタバレ一切なしで読めて本当によかった。
全てを知っているわけではないけど今までの仕事が、第一章が全てフリになっている。
逆に上出遼平について知らない人が読めばサクッと気づいてしまうのかもしれないけれど、ギリギリまで上出遼平ならあり得るかも…と思ってしまう雰囲気がある。
ちゃんと最初から書いている。

2024年3月13日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年3月13日]
カテゴリ 小説

小川洋子の紡ぐ言葉は小説以外も心地よい。

2024年3月11日

読書状況 読み終わった [2024年3月11日]
カテゴリ エッセイ

桜蔵と同じようにどこか違う世界へ連れていかれたような読書経験をしている感じがする。

2024年3月5日

読書状況 読み終わった [2024年3月5日]
カテゴリ 小説

妖艶にあちら側とこちら側を彷徨い、まるで決定事項のように誘われる川のあちら側。
それに勝る生命力も魅力的だと思った。

2024年3月5日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2024年3月5日]
カテゴリ 小説

より強く惹き寄せられるあちら側。
桜蔵も妖艶な雰囲気に満ちているけれど、柾の妖艶さがすごい。

2024年3月4日

読書状況 読み終わった [2024年3月4日]
カテゴリ 小説
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