小川洋子のおすすめランキング

プロフィール

1962年、岡山市生まれ。88年、「揚羽蝶が壊れる時」により海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」により芥川賞を受賞。『博士の愛した数式』で読売文学賞及び本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。その他の小説作品に『猫を抱いて象と泳ぐ』『琥珀のまたたき』『約束された移動』などがある。

「2023年 『川端康成の話をしようじゃないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川洋子のおすすめランキングのアイテム一覧

小川洋子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『博士の愛した数式 (新潮文庫)』や『薬指の標本 (新潮文庫)』や『博士の愛した数式』など小川洋子の全416作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

41255
3.89
小川洋子 2005年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

e^πi+ 1 = 0 数学史上最も美しい公式と言われている 私は数学が一番苦手な科目で、この数式を見てもヒトカケラもその美しさなんて分からない でも... もっと読む

薬指の標本 (新潮文庫)

11036
3.68
小川洋子 1997年12月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

瞬間のインスピレーションでお答えください。 『標本』 この二文字の漢字を見て、今のあなたの頭に思い浮かんだものはなんでしょうか? 生きていたまさにその姿... もっと読む

博士の愛した数式

8321
3.86
小川洋子 2003年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは数学が好きでしょうか?と聞かれたら、”大っ嫌いっ!”ですと、”っ”を二つも挟んで答えたくなるくらいに私は数学が”大っ嫌いっ!”です。 数学を好き... もっと読む

猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫 お 17-3)

8094
4.04
小川洋子 2011年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたが好きな”ボードゲーム”は何ですか? テーブルの上で遊ぶゲームのことを指す”ボードゲーム”という言葉。仲間が集まれば昼夜問わず、場所問わずできるこ... もっと読む

妊娠カレンダー (文春文庫 お 17-1)

5070
3.43
小川洋子 1994年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先日、また一つ歳を重ねた。 もう祝われてもめでたくない年齢になってきたけれど、やはりお祝いされたのは嬉しかった。 妊娠も、本来祝福されるべきものだ... もっと読む

ことり (朝日文庫)

4430
3.80
小川洋子 2016年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何という美しい物語なんでしょう。 解説に書かれている「取り繕えない人たち」の物語。 それゆえに純粋さが溢れている。 「小鳥の小父さん」の生涯。 お兄さ... もっと読む

猫を抱いて象と泳ぐ

4264
3.96
小川洋子 2009年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

感想と評価に悩みました。 小川洋子さんの作品が好きだと思っていたので。 個人的に受け入れ難い点が多く、小川さんの世界観を楽しむことができませんでした。... もっと読む

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)

3722
3.52
小川洋子 2007年4月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“夏のはじめのある日、ブラフマンが僕の元にやってきた。” その子犬のような小さな生き物は、痩せて傷つき、震えている “最初に感じ取ったのは体温だった。... もっと読む

人質の朗読会

3521
3.65
小川洋子 2011年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そこに悲壮感は感じられない。 地球の裏側で人質にとられた人たちが、朗読会というより自己を語る会をする。ひとつひとつがひとりひとりの人生の深部を告白するよう... もっと読む

シュガ-タイム (中公文庫 お 51-1)

3443
3.38
小川洋子 1994年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小川洋子 著 小川洋子さんはとても好きな作家さんで、 少し前に久々に読んだ『まぶた』も、やはり良作で面白かったけど、短編小説だったのが物足りなく、 また... もっと読む

密やかな結晶 (講談社文庫)

3425
3.82
小川洋子 1999年8月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

やっと読み終えた。あまりにも不穏な感じで先に進むのが怖かったのと「消滅」が想像し難く半分位で中断していたのだ。後半を一気に読んで、不穏感と大きな喪失感とと... もっと読む

ミ-ナの行進 (中公文庫 お 51-5)

3218
4.00
小川洋子 2009年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「博士が愛した・」「ことり」と小川さんの作品では不思議な主人公が出てくるが、この作品ではコビトカバに乗って小学校へ通学するミーナが中心に描かれている。 現... もっと読む

人質の朗読会 (中公文庫 お 51-6)

3137
3.72
小川洋子 2014年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは、”死者の語り”を聞いたことがあるでしょうか? いきなりホラーですか?と突っ込みを受けそうな質問からスタートしてしまいましたが、ここでホ... もっと読む

海 (新潮文庫)

2947
3.65
小川洋子 2009年3月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『海』 殺風景な部屋で、サイダーを飲みながら動物のビデオを観ている(たぶん10代の)小さな弟が呟く。 「さあ、なぜだろう。僕が行ったこともない遠い場所に... もっと読む

まぶた (新潮文庫)

2912
3.39
小川洋子 2004年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

さて、なぞなぞです。顔の中で鏡を見ても見ることのできない部位はどこでしょうか? う〜ん、鏡に顔を映せば顔の中は全部見えるし、どこなんだろう…改めて考... もっと読む

密やかな結晶 新装版 (講談社文庫)

2865
3.89
小川洋子 2020年12月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

少しずつ色々なものが消滅していく島。 リボンや鈴といったささやかなものから、次第に 鳥、バラが消滅してきたあたりから、おや?もしかして、人間が生きていく上... もっと読む

偶然の祝福 (角川文庫)

2641
3.38
小川洋子 2004年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どこにいるのかわからなくなってしまったものたちの物語を「私」は紡ぐ。 糸を紡ぐ、言葉を紡ぐ、命を紡ぐ…… 紡ぐこと、それはまるで祈りのようだ。 私が失... もっと読む

寡黙な死骸みだらな弔い (中公文庫 お 51-2)

2544
3.78
小川洋子 2003年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

綺麗で透明な毒を持つ物語です。 本来、毒とは浄化するべきものなのかもしれません。危険な毒は人々に死を与えることもありますから。それでも真っ白で純粋なものだ... もっと読む

生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)

2289
4.01
小川洋子 2011年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

当時、文化庁長官もつとめていた心理学者で心理療法家の河合隼雄と、小説家である小川洋子の対談が主な内容です。2005年と2006年に行われた二回分の対談が約... もっと読む

凍りついた香り (幻冬舎文庫 お 2-2)

2231
3.56
小川洋子 2001年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『瓶を揺らしただけで香りが漂った。それは奥深い森で、シダの葉に宿った露の匂いだ。雨上がりの夕暮れに吹く風の匂いだ。あるいはジャスミンのつぼみが、眠りから覚... もっと読む
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