- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040740928
作品紹介・あらすじ
廃遊園地の一件を切り抜け、大学でも新年度を迎える芹――ところがどうにも体調が優れない。その様子を見た皇臥は、芹に呪詛が効いていなかったことから、元々別件で呪いを受けていたという可能性に思い至り……!?
感想・レビュー・書評
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さばまるファンシーランドから回収され、本邸で寝込む、鷹雄光弦こと北御門貴緒。
一方、芹も体調が悪いままで……。
ホームである北御門家に戻って、夫・皇臥、義母・史緒佳、式神たちとのからみが復活。
ほのぼのたのしいやりとりという、シリーズの魅力が復活してうれしい。
新しい式神、形代である青竜・如月と、貴緒。
クセの強いキャラクターが増え、新たな掛け合いもたのしい。
怖い話が多いけれど、今回の呪いの真相は見えてくるので、あまりひやひやせず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はい、また騙されました。
想像の裏をかかれ続けております。
このシリーズ、絶対私の思った通りに進まなくて、本当に好き。
明らかに怪しい伏線引きまくりなのに、全然回収してこないあたりまだまだ続きそうで、安心してます。
今回は新しい式神も登場して、次回への期待度もどんどん高まる一方です。ただ、表紙見た時は初見だったので兄の貴緒さん、自宅では髪の毛とかも切ってこんなラフな感じの格好してるんだ〜と勘違いしました(笑)
また1年くらい気長にお待ちします‼︎ -
青龍登場。
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ここの家族はみんなに心配かけまいと自分ひとりでなんとかしようとして、余計にみんなに心配かけるのを全員でやる。
家族には式神も含まれる。
そう、皇臥さんにとって式神は家族。
だから形代なんて役割は縁起でもない…そもそもこの物語の最初にやってましたね、式神使い捨て問題。
それができないから彼は落ちこぼれで。
でも当の式神たちはとても優秀だから、そのためにいるから、いつでも役目を果たすつもりでいる。
もうそっとしておいてあげてほしい。
なんだかんだでこの家族はみんなで問題を解決していくんだろうなと思っていたけど、完全にフラグ立ってる存在がでてきてしまったのだもの。 -
二人共同じ呪術を。
何かしら違和感を感じていたにも関わらず、誰にも情報を共有しなかったのは悪手だったのでは。
今現在起きている事を整理していけば、もっと早く辿り付けていたのではないか。